気まぐれ日記
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「鋼の錬金術師 ドリームカーニバル」を入手した。(ブックオフで)「すべてがFになる」のゲームと迷ったが、前者の方が安かったので。 とりあえず、小攻撃連打しとけば、師匠でも大佐でもふっとびます。(難易度1)大総統閣下も吹っ飛んでくれます。とどめに超必殺技を。とにかく、エドとアルのシナリオを(あくまで難易度1)三十分でクリアしました。 ところで、この手のゲームって、他のアニメとかと同じように作っているって……(以下略)
彼がこの世界に来たのは、彼女よりも数日早かった。 見たこともない世界だが、食われるよりは何十倍もマシだった。望めば、あの世界に帰れる。しかし、どこに着くかわからない。もし、またあの城に戻ることがあれば、今度こそ文字通り女王の餌食だろうと思った。 「この世界にも月があるのか」 彼はつぶやいた。月明かりがこうこうと彼を照らす。レスティはどうしているだろうと、思い出した。 こういうときは、どうしたらいいのだろうか? レスティに教わったのは。 まず、世界を見ること。同じような格好をすること。言葉を覚えること。彼が最初に見たのは、公園という場所で仲間と集まっている男たちだった。ちょうど自分と同じくらいだろうと思ったので、服装はそこから手に入れた。月明かりのおかげか、彼の魔法は思い通りになる。言葉も魔法のおかげかすんなり覚えた。しかし、他に何が必要なのかわからなかった。 彼は街の中を歩いていると、路上で楽器を用いて歌っている人を見た。彼は歌を一曲しか知らない。しかし、こうして立っているだけでも何かが見えてくるのでないかと思った。 そして、彼は路上で歌うことにした。 楽器はレスティが弾いていたものだ。歌もレスティに教わった。 「それ、何語?」 同じ服を着た少女たちが聞いてくる。彼は聞かれていることがよくわからず、「さあ」と答えた。 「でも、なんかいい歌っぽい」 そうやってほめてくれた。実は彼も、何を歌っている歌なのかわからなかったりする。 彼は、毎日場所を変えて歌った。その場所その場所で、この世界の事柄が見ることができた。
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