気まぐれ日記
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本日のお買い物。これは職場で使用。 そして、『へんないきもの』をブックオフで購入。まさに、ブックオフ様様。 なんだか、地球は不思議生物だらけに思えるけど日本人が一番変に思えてくるのがこの本の特徴。
身体を固定されているのがわかる。目を開けると、かろうじて腕に針が刺されていてそれを管を通り、容器に収められているのが見えた。すでに底を血で満たしている。 「どお? 様子は」 女王の声が聞こえた。 「今のところ、問題はありません」 ドアの前に立っていた見張り兵士が答える。 「そ」 女王が部屋に入ってきた。こんなに続けて会いに来ることは滅多になかった。 「最期だから顔見せに来るのか?」 「食べるものを見てきて何が悪いのかしら」 「食われてたまるか」 「すっかりレスティにしつけられたのね。可哀想に。何も知らなかったらこんなに怖い思いはしなかったでしょうに」 女王がころころと笑う。悪びれた様子もない。彼を哀れにも見ていない。月明かりに照らされて、女王の肌が更に白く青白く見えた。 「逃げだしてやる」 とはいうものの、腕にはまっているのは鉄の枷だった。何か方法はないものか、と彼は考える。移動術? まだコントロールできずどこに行くのかわからないのでレスティには止められていた。しかし、このまま血を抜かれて食われてしまうよりはずうっとマシなことを彼は知っている。だから、彼はそれを実行した。月の光は魔力を高めてくれる。彼は忘れていたがそれも手伝って彼の身体は、この世界から消えた。 そこに残ったのは、わずかな彼の血と鉄の枷だ。女王は、歯軋りをし見張りの兵士に処刑を宣告した。
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