気まぐれ日記
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寒い。 居間のすぐ隣の部屋ですら黙っていると寒い。だから書き込みが短いのですよ。 今日、普通救急救命講習を受けた。訓練用の人形(アンさんという名前らしい)は、本物のデスマスクらしい。(古いため、壊れかけていた)ちなみに、私はメリーさん(メアリさん?)でやりました。
洋は、昼までぼんやりとすごした。本でももってくりゃよかった。それとも携帯ゲーム機? どちらにしろ暇だった。自分と同じく誰かを待っているのか、時間をつぶすためなのか、ロビーのイスに座り、ぼーとしている人がいる。日曜日なので、人が多いような気もする。 彼は時計を見た。まだ、昼まで時間はある。一度、ビルを出て、本でも買いに行こうと思った。 ようやく昼になった。彼は山口氏のオフィスに向かった。どうやら昼で会社をしめるらしい。皆が、帰り支度をしている。もちろん山口氏も。洋は勝手に「今日は日曜なので昼までだ」という判断をした。本当のところは急ぎの仕事が昼で終わったからなのだが間違ってはいない。 山口氏を尾行して、彼は山口氏の自宅に戻った。 「?」 その後日も山口氏を尾行したが不倫の不の字も出てこない。一週間後、山口氏のいないときを見計らって、奥さんの富士子に打ち明けた。 「この一週間、旦那さんを尾行しましたが、浮気をしている様子はありませんでした」 「そうですか。私の勘違いだったのかしら」 「いえ、もしかしたらすでに縁を切ったのかもしれません」 「……でもそうだとしたら、何故縁を切ったのかしら」 「そこまでは、なんともいえません」 「そうですね。人の心まではわかりませんよね。私も、これで主人の浮気が終わるのなら、今までのことはなかったことにします。ありがとうございました」 一週間分の調査料と依頼料を振り込んでもらうように言い、彼は山口家を後にした。 なんとなく後味が悪い。
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