気まぐれ日記
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2005年02月06日(日) 富豪刑事その2

 主人公が男でも、やっていることは同じ。
 (あと、メイドが若い(笑))

 
 「……越田水穂二十四歳で、警察では殺人事件と断定して捜査を続けています」
 と、ニュースは続き写真が出されて、拓馬はため息をついた。
 「まだ若いのに可哀想になあ」
 ビールをがぶりと飲み、空になったコップにつぎ足した。他のキャスターとの二、三言のコメントの後、「次のニュースです」という声が聞こえた。明るいニュースらしく笑い声が聞こえる。先ほどの湿っぽさはもうなかった。
 「ねえ、父さん。野次馬が急にふらっといなくなって変か?」
 「なんだ、洋? そんな奴がいたのか?」
 「うん。俺はほとんど素通りだったけど」
 「うーん、用事があったら見たいけど立ち去るだろうが……。顔、覚えているか?」
 「うん」
 夕飯の後、洋は、紙と鉛筆をテーブルに放り出した。茶碗を洗ったあと、一気にそれで似顔絵を描いた。彼は写真のようにその人物を書き出した。美術五は伊達ではない。
 


草うららか |MAIL

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