気まぐれ日記
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| 2005年02月04日(金) |
おちおち五百円貯金もできない |
偽五百円玉が多量に見つかったとニュース。貯金缶に入っている五百円は大丈夫だろうか。あと、うっかりとスーパーで買い物も出来ない。その昔の「日本の安全神話」はどこへいったんでしょうねえ。
「ただいま〜」 洋はとりあえず、台所に向かった。今日の夕飯のから揚げはラップされてテーブルにある。それをレンジに入れた。そして、ガスレンジにある味噌汁を温めなおす。 「親父、飯」 事務所側に大声を上げておく。六時は、特に用事のない限り柘植家の夕飯の時間だった。 冷蔵庫を開けるとレタスが入っている。大雑把にちぎってあるところを見ると、から揚げの付けあわせらしい。洋はそれを皿に適当に盛り付け、レンジで温まったから揚げを適当に盛り付けた。それから、炊飯ジャーからご飯をよそう。 やっと、父が降りてきた。居間にあるテレビをつける。いつも見ているニュースにチャンネルを合わせた。 「洋、ビール」 「自分で出せよ」 洋は「いただきます」と言ってもう食べ始めた。何かに気づき立ち上がってガスの火を消した。父はしぶしぶ自分でコップとビールを出す。彼はその間に味噌汁を盛って置いた。 「次のニュースです」 テレビからそんな声を聞いた。いつものことながらニュースは絶えず報道される。女性キャスターの口から、地元のニュースが流れてきた。 「今日午後三時頃、アパートで女性が刺殺されているのを発見されました」 父はから揚げを食べる手を止めて、ニュースを見た。 「こりゃ、近所だな」 「ああ、これ。帰る途中、通ったな」 「お前、こんなチャンス滅多にないのに、そのまま帰ってきたのか! なんで捜査に協力しない」 「あんな、いくら探偵だっていっても、捜査してる中に入れるわけねーだろ。ドラマとか漫画だったら簡単だろうけど、実際実績と信頼をつまねえ限りむりだろ。捜査やりたかったら親父も事件の一つや二つ、解決してみれ」 それもそうだと、父・拓馬は納得した。
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