気まぐれ日記
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2005年02月01日(火) お昼のニュースで

 神戸とか広島の高速で玉突き事故。事故にあった人のインタビューで「ブレーキが利かない」「すーっと滑っていった」などと当たり前な感想を述べていた。その日は最低気温を記録した氷点下0.5度だったらしい。笑い事ではないが、笑ってしまった。きっとスタッドレスタイヤとかないのだろうなあ。(と、いいますがないよりマシ程度の効果しかないと思う)

 「ただいまー、父さんなんか用?」
 洋は事務所のドアを開けた。八畳ほどのスペースで、窓側に机、壁側に本棚、真ん中にソファーとテーブル。そのテーブルに道子がもらってきたという花が置かれていた。
 「成績のことなら聞かねーよ」
 成績が悪いのは半分は洋、もう半分は父にあると彼は確信している。
 「そんなこと今更言うか。まず、そこに座れ」
 しぶしぶ彼はソファーに座った。来客用だが、座るのは不倫調査を依頼する主婦か迷子になった犬猫を探す飼い主ぐらいである。まだ、一度も刑事という上客は座ったことはない。
 「春休みにな、約束しただろ」
 「不倫調査二件、迷子犬一匹」
 「そうだ、それがお前のノルマな」
 「悪いけど、強制補習授業があるんだ。簡単なので頼むよ」
 「……お前、簡単だったら誰も依頼しないんだよ」
 それはもっともだと彼は思った。しかし、彼はまだクリアしてないゲームがあり、それがやりたい。
 「けど、あとラスボスだけなんだよー」
 「不倫調査はともかくまだ寒い中、迷子のわんこは可哀想だろ! さっさと調査に行け!」  


草うららか |MAIL

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