気まぐれ日記
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2005年01月21日(金) 昔の日記を読み返して

 すっかり忘れていた。SAGAを……。
 その内、気が向いたら続きを書きたいです。

 その頃、バルクたちは妖精主の大陸の北、ジョウロフェンツァ国にいた。依頼をいくつかこなして、少しばかり潤っていた。
 「これが、ルイの分だ」
 アニムが賞金を配分する。
 「ありがと、アニム」
 「ルイ、あんまり無駄遣いするでないぞ。お主は甘いものには眼がなさ過ぎる」
 「はーい」
 しばらくは一緒に行動するということで、アニムは当分の宿代などの必要費を預かっていた。バルクいわく、アニムは金庫よりも丈夫な財布だと。
 「バルクも落とさぬようにな」
 「おう」
 「では、昼飯にするぞ」
 「あたし、おいしいスパゲッティ屋さんを教えてもらったの」
 「へえ、誰から?」
 「ブロードから」
 「……あるか? 六百年前だぜ」
 「さあ?」
 ともかく、三人はいつものように過ごしていた。そこに、ブロードは現れた。急に三人の前に現れ、「よっ」と挨拶する。
 「よう、日に日に魔族らしくなるなあ」
 バルクも挨拶を返す。
 「うるせっつーの。それより……」
 「お主が来たってことは、あれか?」
 「ああ、そうだ」
 「ちょうどいいところに来たわ、ブロード。例のスパゲッティ屋さんは?」
 「それなら、後ろの……」
 ブロードの言うスパゲッティ屋はピザ屋になっていた。
 「私はピザでもいいけど、アニムはどう?」
 「それよりも、どうやら行かねばならないらしいのう」
 「じゃあ、ピザはまた今度ね」
 「ルイちゃん、もうボケなくていいからね」
 ブロードは釘を刺しておいてから、続ける。
 「もう、フレクア嬢ちゃんは向かったぜ」
 「そうだな、小生らも行くとするか」
 「まあ、どうなるかわかんねえけどな」
 「じゃあ、先、行ってるわね」
 ルイはブロードに手を振って消えていった。  


草うららか |MAIL

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