気まぐれ日記
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地元コミュニティラジオで、セイコーマートの商品を紹介する時がある。今週はイチゴフェアにちなんで、シュークリームとか、プリンとかおいしそうなものばかり。食いたいなと思ってみたり、太るなあっと思ってみたり……。
三人は、フォーランズにいた。 「リュレイミア嬢、よくいらっしゃいました」 グオンが迎えた。 「あら、イーリスがいないのね」 「フレクアが来てるって聞いたが」 グオンはルイの質問だけに答える。 「ああ、奴は風邪を引いてな、寝込んでいる」 「そう、お大事に」 「まったく、風邪を引くなど精神が脆弱だ」 「それは、厳しいと思うわ……」 「おい、俺の質問にも答えれや」 バルクが、いつものことだと思いつつ言った。 「フレクア王女はヘネシー王女と話をしているが」 それがどうしたという口ぶりでグオンは答えた。バルクはそれで黙った。 「とにかく、予定を再確認しよう。こうも予定通りになるとも思わなかったが」 「そうだな、おい、グオン」 「それならもう、会議室に集まっている」
会議室ではヘネシーとフレクアが話し合っていた。 「で、イーリスは移るからといって私すら部屋に入れてくれんのだ」 「まあ、あのイーリス様がお風邪を召されるなんて……」 「珍しいことではあるな」 会議室は、前と同じようにお茶と菓子が置かれてあった。 「来たのか?」 入ってきたグオンにヘネシーが顔を上げた。 「ええ、今着きました」 グオンに連れられ三人は会議室に入った。 「叔父様、こんにちは」 フレクアが立ち上がってお辞儀した。 「おう、フレクア。さきに着いていたんだな」 「はい、少し前だけど」 オーフはテーブルに頬をつけて眠っている。ゼデューは会議室に置かれている本が気になったためかそれを読んでいた。 「叔父上」 ヘネシーがすっと、バルクの前に立った。 「お願いがある」 「……なんだ、ヘネシー?」 「一度、手合わせ願いたい」 「……やだ、殺される」 「そこをなんとか」 「第一、そんな場合でもないだろ?」 「では、木刀かなにかで」 「それでも骨折は免れないだろ?」 「わかった。叔父上は剣で」 「それも危なっかしい。だから、そういう場合でもないだろうに。それにここは、フォーランズだ」 「フォーランズ王には話がついている」 「……ヘネシー、じゃあ全て終わったらな」 ヘネシーはバルク手をがっしりと掴み、うなずいた。それで、満足したらしい。もしかして、彼女の作戦だったかもしれない。バルクは何か背中に冷たいものが走った。 「勝算があるのか、バルク」 アニムが小声で聞いた。 「あるわけねーだろ。せいぜい打ち身ですむように祈る」 バルクは泣きそうな声で答えた。
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