気まぐれ日記
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2005年01月22日(土) セイコーマート

 地元コミュニティラジオで、セイコーマートの商品を紹介する時がある。今週はイチゴフェアにちなんで、シュークリームとか、プリンとかおいしそうなものばかり。食いたいなと思ってみたり、太るなあっと思ってみたり……。

 三人は、フォーランズにいた。
 「リュレイミア嬢、よくいらっしゃいました」
 グオンが迎えた。
 「あら、イーリスがいないのね」
 「フレクアが来てるって聞いたが」
 グオンはルイの質問だけに答える。
 「ああ、奴は風邪を引いてな、寝込んでいる」
 「そう、お大事に」
 「まったく、風邪を引くなど精神が脆弱だ」
 「それは、厳しいと思うわ……」
 「おい、俺の質問にも答えれや」
 バルクが、いつものことだと思いつつ言った。
 「フレクア王女はヘネシー王女と話をしているが」
 それがどうしたという口ぶりでグオンは答えた。バルクはそれで黙った。
 「とにかく、予定を再確認しよう。こうも予定通りになるとも思わなかったが」
 「そうだな、おい、グオン」
 「それならもう、会議室に集まっている」

 会議室ではヘネシーとフレクアが話し合っていた。
 「で、イーリスは移るからといって私すら部屋に入れてくれんのだ」
 「まあ、あのイーリス様がお風邪を召されるなんて……」
 「珍しいことではあるな」
 会議室は、前と同じようにお茶と菓子が置かれてあった。
 「来たのか?」
 入ってきたグオンにヘネシーが顔を上げた。
 「ええ、今着きました」
 グオンに連れられ三人は会議室に入った。
 「叔父様、こんにちは」
 フレクアが立ち上がってお辞儀した。
 「おう、フレクア。さきに着いていたんだな」
 「はい、少し前だけど」
 オーフはテーブルに頬をつけて眠っている。ゼデューは会議室に置かれている本が気になったためかそれを読んでいた。
 「叔父上」
 ヘネシーがすっと、バルクの前に立った。
 「お願いがある」
 「……なんだ、ヘネシー?」
 「一度、手合わせ願いたい」
 「……やだ、殺される」
 「そこをなんとか」
 「第一、そんな場合でもないだろ?」
 「では、木刀かなにかで」
 「それでも骨折は免れないだろ?」
 「わかった。叔父上は剣で」
 「それも危なっかしい。だから、そういう場合でもないだろうに。それにここは、フォーランズだ」
 「フォーランズ王には話がついている」
 「……ヘネシー、じゃあ全て終わったらな」
 ヘネシーはバルク手をがっしりと掴み、うなずいた。それで、満足したらしい。もしかして、彼女の作戦だったかもしれない。バルクは何か背中に冷たいものが走った。
 「勝算があるのか、バルク」
 アニムが小声で聞いた。
 「あるわけねーだろ。せいぜい打ち身ですむように祈る」
 バルクは泣きそうな声で答えた。


草うららか |MAIL

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