気まぐれ日記
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今日のお夕飯・ほか弁当。その店のドアに「すべるので注意」の張り紙がしてあったの。が、その左上はしに、あのコロ助が! サインペンで一発書きで、ちょんまげの変わりにスキー帽をかぶっていました。微妙に鼻の辺りがドラえもんなんですが、十分、コロ助でした。何ゆえ、コロ助!?
フォーランズでは、突然の王子の帰宅にメイドや使用人が驚いたものの、そこはプロなんで平然と向かえた。 「すまないけど、この人たち全員の部屋の用意を頼む」 滅多にないイーリスの注文に使用人は戸惑いながらも、やはり平然を装って準備を始めた。 魔王はイーリスの部屋に皆を移したが、さすがに狭い。もとよりそれほど広い部屋ではないのだが。実はグオンが使っている部屋のほうが広い。 「会議室を使うか」 グオンは全員を会議室に案内した。会議室は滅多に使わないので普段メイドが掃除するときにしか入らない。廊下ですれ違ったメイドにお茶か何かをイーリスは頼んでおいた。 「見事な団体様だな」 バルクは苦笑いする。確かに妙な団体だった。お茶と菓子を持って入ってきたメイドが気後れして廊下に戻ろうとしていたのでイーリスはそれらを廊下で受け取った。 フレクアとルイ、それにゼデューがお茶の用意を手伝っている間、彼らはずうっと黙っていた。お茶が全員にいきわたった時、ようやく話は始まった。 「これから、どうしたらいい?」 グオンが最初に口を開く。もちろん魔王に向かって。 「さて、どうしたらいいんですかね。正直、僕にも正体がつかめていないので、どうしたらいいのかわかりません。ただ、偽者はほうっておくのは得策じゃないです」 これで、話は終わってしまった。何しろ、魔王の偽者は現れないのだから。 「全く、心当たりもないのか? 第一誰にやられたんだよ」 ブロードは目の前のケーキを二口で平らげてから言う。 「恥ずかしながら、さっぱり。急に襲われて気づいたらああなってましたから」 「みの虫のようにぐるぐると、か?」 「はあ、そうです」 「魔王も、そうなると無力だなあ」 バルクは何か珍しげに言う。 「すいません」 「しかし、このままではどうにもならんだろう。一度、解散するというのはどうだ?」 アニムはにやにやした顔で言う。何か、いいことを思いついたような顔だった。 「お主もなにやら大変だったようだし、一度自分の住処に戻ってはどうだ? 一ヶ月寝ているとか?」 「……そうですね。そうしてみます。時女神の捜索はしばらく、誰かに任せておきます」 「じゃあ、皆解散しちゃうの?」 と、フレクア。 「いや、皆、一泊はしてもらうよ」 少し席を外していたイーリスが会議室に入ってきた。 「なんでだ?」 「今、部屋の用意が整って、さらに食事も全員分作っているんだ。俺たちだけでは食べきれない」 「僕も、その中に入っているんですか?」 魔王は間抜けに聞いた。そうだ、とイーリスは答えた。
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