気まぐれ日記
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職場での餅つき大会。なんで鏡開きにやるかは不明だが、とりあえず皆がほぼそろっていて職員も落ち着いているっていう理由。が、水をつけすぎたため、とろとろな餅が出来た。トルコアイス?
彼は、静かなところを目指した。この街は建物の中も騒がしいようで入る気がしない。どこも騒がしいこの街は、夜になっても騒がしかった。 ただ、見ていて規則的に歩いている。人も車も何か合図されたように止まっては歩き出す。彼には奇妙だがそれを知らない彼はこの街では奇妙なのだろう。自分はこんなにも奇妙だろうにと思うが、何故か誰も彼をじっと見ることはない。見えていないと言うことはないだろうが、他人のことなど見えないに等しいのだろうと思うことにした。 歩いて歩いて、ふと気づいたら……先ほどとは打って変わった景色が広がっていた。 畑のようなものがあり家がまばらに散らばっている。いつのまにか、そして夕方だった。 夜だったよな……。 「今晩は」 後ろから声を掛けられた。おばさんと言うよりはおばあさんと言った人だった。 「今晩は」 ブロードは挨拶を返した。 「見ない顔だね。観光客かい?」 「いや、違う」 「そうだろうねえ。観光にしても見るところはないからね。今夜泊まるところは決まっているのかい」 彼は首を振った。 「だろうねえ。ここには旅館ないしね。なんでまたこの村に?」 「わからない……」 「じゃあ、今夜はうちで泊まるかい? お金なんかいらないし、遠慮もいらないよ」 「ありがと、おばさん」 ブロードは、その人の好意に甘えることにした。彼は、正直かなり参っていた。本当にどうしていいかわからなかった。
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