気まぐれ日記
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災害に備えて、職場でも備えることに。(監査が近いから)利用者の三日分なんで白飯二百食! 味噌汁缶三百食! パンの缶詰百缶! その他いろいろ。
「どうしました?」 さっきの僧が話しかけた。あまりに驚いた顔をしていたのだろう。ゼデューは適当に言いつくろった。 とにかく、妙なことに自分の幸福を彼は祈っているのだ。長い時間、神殿主も僧も一身で祈り、夕方までそれは続いた。 「本日はここまでです。また明日、よろしくお願いします」 神殿主は、清めのための水を赤ん坊の周りに振りまき、一礼をする。赤ん坊は儀式中、泣いたりしなかった。おとなしく寝ていた。 普通なら生まれたばかりの赤ん坊は母を求め泣き叫ぶはずだと、彼はおかしいと思ったが口にはしなかった。 赤ん坊は一度その母が待機しているという部屋に送られ、僧たちは仕事に戻った。夕食の準備をするものや掃除を行うもの、その他の雑用をするものもいる。ゼデューも、部屋の掃除をするように頼まれた。 翌朝も同じように、赤ん坊の悪魔祓いが行われた。 「これはいつまで続くんですか?」 ゼデューが聞いた。その日の悪魔祓いが終わったあと、僧に聞いた。ゼデューの身の回りのことを世話(世話というほどではないが、案内など)をしてくれる、年もゼデューと同じくらいの僧である。 「七日間続きます。七日もやるということは、かなり大掛かりです。でも、この赤子が幸せになれるように、精一杯やらないといけませんからね」 その僧は、笑って答えた。 聖職者は、人の幸せを願うようにできている。と、いうか人の幸せを願わなければならない。ゼデューはそれが嫌いではないし、むしろ好きだった。物心がついたときから、神殿にいたからそういう考え方が当たり前になったからかもしれない。ただ、神殿では厳しいしきたりと、質素で簡素な生活を要求されるため、彼は完全にはなじめなかった。
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