気まぐれ日記
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年月日というのが、世界にあるんですが、それを確定してしまうと、つじつまがあわせにくくなってしまうので、省いてます。(ダメなとこ) 前にも説明したね。そういえば。 この世界の人たちは、年月日あんまり気にしてないんじゃないかな、普段。(のんきだから)
スープとパンのみの食事を終えて、彼は眠った。はっきり言って空腹だが、彼は満足だった。旅をしてからというもの、よく食べたので胃が大きくなったのだと思った。フレクアもよく食べるし彼も食べる。食べる物もいろいろなものがあった。神殿暮らしが長いためか彼には珍しいものばかりだった。神殿にいた頃は、数種類のスープがパンとともに日替わりで出されていた。年に一度の祝いの日に、ワインが一口と菓子がだされたのだ。 彼には、この神殿で出される普通の食事が与えられたのだ。 翌朝、彼はこの神殿と同じ時間に起きて、朝の祈りを済ませた。これは身体に付いた日課で、今でもやっている。 「旅の方、おはようございます」 僧の一人が挨拶をしたのでゼデューも挨拶をした。 「一晩泊めていただき、ありがとうございます」 「いや、あなたは我々の同胞ですからね。当たり前のことをしただけですよ。それに……もう少し、あなたにここにとどまって欲しいのです」 「はあ?」 「実は、ここだけの話ですが……朝一で大掛かりな悪魔祓いを行うことになったんです」 「悪魔祓い?」 彼の時代ではもうそんなことはしていないのだが、昔はよくやっていたという、一種の厄払いのことだった。 「昨日……生まれた赤子の悪魔祓いなんです。はらった悪魔が逃げないようにしばらくこの神殿の出入りが禁じられます。申し訳ありませんが、旅の方にはしばらくここで暮らしていただきます。もちろん、お食事とお部屋は用意しますので」 そういうことなら仕方がない、ということで彼はそれを承諾した。どうせ、どこへ行けばいいのかわからなかったのもあった。
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