気まぐれ日記
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2004年12月07日(火) 相変わらず

 次のことをなにも考えてないです。ゼデューの番なんですが、何も考えちゃいない。本当。

 ゼデューの章


 ゼデューは、門の前にいた。
 忘れもしないあの神殿の前にいた。
 「これは……」
 神殿の門が開いた。
 「これはこれは、我々の同胞ですな。こんな雨の中、巡礼ですかな? せめて雨がやむまで中にお入りください」
 確かに雨は降っていた。どうやら、この僧は彼のことを知らないらしい。
 「すいません、では」
 その言葉に甘え、ゼデューは教会の中に入った。間違いなく、彼が出て行った神殿だった。
 「今、神殿主に話をしてきますので、ここでお待ちください」
 しばらくして、神殿主が現れたが彼の知らない男だった。ふと、時間障害を受けていることに気づいた彼は、この神殿主が、過去の人であるか未来の人であるか、はたまた別世界の人なのかを考えた。
 「旅は長いのですか?」
 「ええ、今の年月を忘れるくらい。今、何年ですか?」
 年を聞くと、彼が生まれたころの年だった。少し、ほっとした。この神殿に彼を知るものはいないからだ。
 「よかったら今日はお泊りださい。部屋と食事くらいだせますから」
 「ありがとうございます」
 彼は、見知った神殿を丁寧に案内されて、それから部屋に通された。神殿とは同胞の者に優しい。それは彼も十分に知っているし、そうだった。
 


草うららか |MAIL

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