気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2004年11月12日(金) シュレック

 テレビでやっていたので見ました。濱ちゃんがあまりはまりきっていないなあと思いました。(禁句?)


 「真相?」
 ロージュは本から目を離さずに聞いた。
 「気になるか?」
 「別に。なんでその真相を黙っているのかって思っただけ」
 その言葉がグオンに突き刺さる。だから、彼はここにいたくない。
 「すべて、遅すぎたんだ」

 戻ってきたときは、全てが終わっていた。
 ただ、大きな神殿が建設中だった。
 のちにイーリスが、「こんなでかい神殿何故建てたんだ?」と聞いている。その神殿の陰になって城から街の一部がよく見えないと文句を言ってきた時だ。
 神殿を建てたのは、ナエスタ王妃だった。それを問うと、彼女は弱弱しく答えたのを覚えている。
 「息子まで、失ってしまったから……」

 「遅すぎた? 言い訳だね」
 「ああ、そうだ」
 「で、あんたは教育係として、何をしてくれるんだ?」
 ロージュはやはり目を離さずに言った。
 「ここの本は?」
 「? 本が?」
 「読んでいるのか?」
 「城のは全部読んだ」
 それを聞き、グオンは思った。それを口にする。
 「お前、外に出たことは?」
 「あまりない」
 「脱走は?」
 「馬鹿にしているのか?」
 「毎日のようにここに来て、本を読んでいたんだな」
 「そうだよ」
 「では、ここでは私の教えることはないな」
 グオンは、ロージュが読んでいた本を閉じた。
 「何をする?」
 「出かける」
 「どこへ?」
 「さて、どこに行こうか。正直、私はここにはいたくない」
 ここ……この時代にはいたくない。
 「好きなところに行ってみるといい。ここでは学べぬことはいくらでもあるはずだ」  


草うららか |MAIL

My追加