気まぐれ日記
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寝る前に、風邪薬と栄養ドリンク飲んだらだいぶよくなった。この程度では休めない。鼻水はよく出る。ポケットティッシュ2個は使いました。(仕事中) 本日は、えーと……皆様、お待たせしました。(何が?) グオンの章
その顔をよく覚えている。それは、彼の孫だったからだ。千年前のフォーランズに彼はいた。できれば、ここにはいたくなかった。だが、ここに来たのは何か意味があるのだろうか……。
「これを、渡しておく」 別れる前に、彼はグオンにそう言った。彼に、立派な羊皮紙で書かれた証明書を渡していた。そして、自分の国にも同じものを残した。それらをあわせることにより、グオンが有能で信頼できる人物として迎えられるようにしたのだ。彼は、グオンがいつでも帰ってくれるようにしたのだった。
それが、こんなところで役に立つとは……。ますます、皮肉なものだとグオンは思った。 「おじい様が信頼していたって人?」 赤毛の少年が目の前にいる。王族の男はそう生まれてくるらしい。 「そして、おじい様が殺される少し前にどこかに行ってしまったってきいたけど」 「その通りだ」 「ずいぶん若いね」 それからあまり関心がないのか、読みかけの本に目を落とした。その姿はぼんやりとしていて、読んではいないのかもしれない。 べグゼッドの孫、ロージュはそんな感じの少年だった。 「少し聞くが、ビアソーイダとは?」 「お互い距離を置いてる。当たり前だろ」 本から目を離さずに言った。 「そうか……」 やはり、そうか……。 グオンは得意のため息をついた。 「では、真相など知らんのだな」
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