気まぐれ日記
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らっきょはカレーに欠かせないアイテムの一つ。昼のカレーに(いつもは福神漬をつける。これは重要アイテム)らっきょをつけたが、不人気だった。いつもつけないせいか、食べない人が多い。ちなみに私は、ひやご飯に熱いカレーが好きだったりする。
穏やかな休日。何も変わらなかった。フレクアはそこに溶け込んだように生活していた。彼女は思い出しては、少し怖くなった。このまま、生活していて、本来のことなど忘れてしまうのではないかと。 夜が来て、朝が来る。起きると、赤ん坊が泣いている。そして何の迷いもなくその赤子を抱き上げ、あやした……。 「!」 鏡を見ると、そこには三十代の女性がいる。フレクアだった。 「……」 一晩で、十年の歳月が流れた。と、いうよりは飛び越えた。 「ママ、おはよう」 「お母さん、おはよー」 「ママー、おなかすいたー」 「……」 悲鳴を上げるのをこらえて、彼女は身を無意識にあずけた。そうすると、なんの苦もなく体が動く。まずは、赤子に自分の乳を与え、それから子供たちに食事を作る。幸い大きくなった子供(多分、この子は一番上の子なのだろう)が手伝ってくれる。 「やあ、フレクア。おはよう」 「ゼデュー」 やはり前より老けたぜデューが出てくる。 「薪割りは終わったよ」 「ありがと。もう少しで朝食できるから」 「うん」 それにしても、十年で五人の子供がいるとは、家系は侮れない。知らない名前が無意識に出てくる。 「こら、ギネ。横取りしない」 「ほらほら、こぼさないで食べるのよ。シーメイ」 「そこ、喧嘩しないの。ルスバ、パーテをいじめない」 「いやー、にぎやかだ」 「ゼデュー、よそ見しているとギネに盗られるわよ」 戦争のような食事が終わって、皿洗い、掃除、洗濯。それらは一番上のギネが手伝ってくれるので助かった。一番下のオーティ、三番目のシーメイは二番目のルスバと三番目のパーテが見てくれてる。ゼデューは仕事に出かけた。ただ忙しくて、何が起こったのか考えている暇もなかった。 やっぱりこのまま生活しなければならないのだろうか、それともまた、目覚めたら十年たっているかもしれない。 ただ、生んだことも知らない子供たちが自分を慕ってくれるのはうれしかった。一家で楽しく暮らせることは幸せだった。
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