気まぐれ日記
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2004年11月03日(水) 魔王エンディング

 攻略本に「見る必要のないエンディング」とか「そこへたどり着くのには難しい」と書かれていた。にもかかわらず、一発でそのエンディングを見ることができた草はなんなんだ? 確かに結構無駄に犠牲者を出したが、各キャラクター、愛情持って受け答えたはずなのに……。(でなかったら、スウォンもエルカもいなんじゃないか?) 
 ともかく、「魔王の半身」となった主人公はめちゃくちゃ強く、敵の皆様がた一網打尽にしてリィンバウムから去っていきました。
 正直、ショックでしたがレアなエンディングを見れたということで納得しようとしてます。(乾笑)

 
 「すまない、油断したつもりはなかったんだが」
 アニムとバルクの術は、リュレイミアが封印することで解けた。ルイはアニムに絵柄の入ったカードを渡した。
 「よく、封じられたのう」
 「やり方が同じじゃなかったらできなかったわ」
 アニムはカードを懐にしまった。絵柄を見たが特に何も言わない。
 「これで、しばらく金には不自由しないな」
 「そうだのう。今夜はうまいものでも……」
 「却下」
 「何ゆえ?」
 「昨日もしただろう。また今度」
 「だからお主はケチなのだ」
 アニムとバルクが口論になる前にルイは二人を止める。両手を二人の口に当てようとした。その手が薄れている。
 「何、これ!?」
 手だけではなく、身体全体が透けてきていた。だんだん色がなくなり透明となる。
 「ルイ!?」
 アニムがその手を握ろうとする。しかし、すり抜けた。
 「これで、お別れなのね。二人とも、ありがとう」
 あまりに急な別れなので、言う言葉が見つからない。
 「ルイ、短かったが小生らも楽しかった」
 「じゃあな、元気にやれよ」
 二人も、そうなのだろう。簡単な言葉を伝えただけで、ルイは消えていった。

             リュレイミアの章 了



 ここは……。
 ルイが気が付くと、そこはあの部屋だった。囲まれたようにあったドアが消えて、壁になっている。
 その周りには、疲れたような顔の面々があった。壁に寄りかかって眠っているフレクア、呆然としているイーリス、額を押さえてうつむいているアニムの姿もある。
 「戻ってきたようだな」
 ヘネシーはいつものようにしているが、やはりその顔に疲労がある。
 「一番重傷なのはあれか」
 オーフが床に転がっていた。その背中には多量の血が流れたあとがあった。
 「……!」
 最初に会ったとき、名前を聞いたが思い出せない。ルイはオーフの名前を知らなかったが、同じ悪魔であったことはわかる。
 「大丈夫?」
 彼女は歩み寄って、彼を見た。


草うららか |MAIL

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