気まぐれ日記
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2004年10月26日(火) 職場のパソコンが……

 やっとこさ入った(給食用)パソコン。施設用ソフトも入ったのだが、通信システム(?)が調子悪いパソだったので修理に。そのため講習も中断。うちの施設は「工事は一度で終わらない」「水難の相がでている」「新しいものはなじまない」ということらしい。(笑)

 「よう、バルク」
 明るい声が飛び込んできた。金髪の長い髪に青い瞳の女性が食堂に入ってきた。入るなりバルクを見つけて呼んだ。かなりの美人だった。
 「げっ! おめえ、また性懲りもなく現れたな」
 「あら、ご挨拶だこと。こちらのかわいいお嬢さんは?」
 その美人はルイを見て、「悪魔なんだ」ともらす。
 「こちらはルイだ。今日から小生らと旅することになった。久しいなブロード、元気そうだな」
 「もちろん、この通り元気だ……」
 「ブロード?!」
 ルイが立ち上がった。まじまじとブロードと呼ばれた女性を見る。
 「よくも、まあこんな美人に……」
 「ああ? なんだ、嬢ちゃん?」
 ルイはため息をついた。とんだ世界だ。これは狂っている。
 「ブロードも、男なんだな」
 と、バルク。顔がにやけている。
 「何それ?」
 訳が分からず聞き返すブロード。誰も答える気がないらしい。
 「ちなみにご兄弟は?」
 「ああ、妹がいたけど?」
 「……」
 さぞや、この世界の妖精主はイメージがぴったりであろう。なっていればの話だが。
 「俺も座っていい?」
 「ああ、好きなようにゲソ焼きでも食ってれ」
 「なんだよ、俺、腹減ってんだからな」
 ブロードはあいているイスに座りメニューをにらんでいる。注文を済ますと、彼女はバルクの飲みかけの酒を奪い取って飲んだ。
 「で、おめえは何しにきたんだ?」
 酒を取られたことをとがめることなく、バルクはブロードに聞いた。
 「ああ、あんたらも見たろ、例の酒場。あそこのことだ」
 「見たぜ。あの異様な空間はなんなんだ?」
 「時女神が誘拐されたんだってよ」
 「何ですって!」
 ルイが再び立ち上がった。
 「どうした? 嬢ちゃん」
 ブロードが驚いてルイを見る。
 「この世界の女神もさらわれたの?」
 「……時女神は、全ての世界と時に共通だから一人しかいないんだ。嬢ちゃんは、別世界から来たのか。良かったら少し話を聞かせてくれ」
 ルイは座りなおして、ブロードに一から話した。まずはこの町の酒場のこと、時間の障害を自ら受けたこと、この世界に自分がいないことも話す。
 「俺、男に生まれたかったなあ……」
 「真面目に聞いてたのか!」
 「とにかく、話は分かった。じゃあ、ルイの世界では魔王が時女神を探しているんだな」
 「うん」
 「そうか……」
 多分、この世界の誰かも時女神を探しているのだろう。そうなれば、別世界や別時間の誰かと鉢合わせする可能性もあるわけだ。
 「たぶんもっと、酷い時間障害が起きるかもな」
 ブロードはまだ酔ってない。その言葉は真面目そのものだった。


草うららか |MAIL

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