気まぐれ日記
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が、横転して配達されなかった。今朝のパンは主任が地元コンビニで買ってきました。朝食時間も30分遅くなりました。 それにしても日●パン(うわぁい、伏字伏字)、大丈夫なのか?
べグゼッドが再び寝てしまったのでカシスも寝ることにした。グオンも部屋に戻る。 「今晩は、オフィーリス嬢」 「今晩は、グオン」 部屋に戻ったグオンを出迎えたのは、黒いワンピース姿の黒髪の女性だった。それが、魔族であることは、グオンはもちろんべグゼッドとカシスも知っている。 「お客が来ているんですって? それもかなり特殊なお客様のようね」 グオンは上等なソファーを勧めて、座らせた。ワインをグラスに注いで渡す。何気ない動作で彼女も何気なく受け取って礼を言った。 「そうらしい」 「あの子、朝には寝不足でふらふらよ」 「そうだろうな。で、あの客人は何者なんだ?」 「あの子は嘘は言っていないわ。だって、あの子の血は……」 「もういい」 少し沈黙。彼は首を振ってその話題を払った。そのことを考えるのはやめるようにした。 「すまない。それより」 「わかってるわ。やったのは魔族だけど、もういないわ。別のところに行ってしまっているから……」 「あとは人間が相手か」 「だから、私が手伝うのはここまで」 オフィーリスはグラスの中身を飲み干し、テーブルに置いた。 「じゃ、おやすみ」 「お休み、オフィーリス嬢」 オフィーリスは微笑みながら消えた。
(朝だな) イーリスは布からもれる光で朝を感じた。少しは眠れたらしいが疲れはとれてない。腕を後ろに縛られた格好で寝たため片方の腕がしびれている。それなのに、空腹を覚えた。 「よし、要求金額は、金貨五千とんで五十二枚だ」 (一晩中、もめてたのか?) イーリスは少し呆れた。しかも、なんて中途半端な額なんだろう。 「お目覚めか? 王子様」 目隠しが外されて光が飛び込んでくる。まぶしさに目を細めた。 「ああ、おかげで腕はしびれるし疲れはとれないし最悪だ」 「そうかそうか」 やや寝不足気味の二人よりは眠れたのだろう。ふたりは少し恨めしく彼を見た。 「で、なんでそんな中途半端な金額なんだ?」 「いろいろ事情があんだよ」 「国の財政を考えつつ、俺たちの借金の返済と儲けを考えて出した金額なんだ」 「……」 再び呆れた。なんだか頭がふらふらする。 「そういうわけで、王子様よ。もう少しの辛抱だ」 (そういえば……) 誘拐されたときのあの嫌な予感は、消えていた。
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