気まぐれ日記
DiaryINDEXpastwill


2004年10月15日(金) 夕刊の広告

 を、見てびっくりした。電撃文庫の広告が載ってたから。(しかも一面目に)「キノの旅」映画化するんだね。
 でも、よくよく考えたら角川系列だから載っても不思議はないのか? しかし、今までなかったのでやっぱり驚き。

 夕食は国王とべグゼッドとカシスと自分で行われた。豪華ではないが、どれもおいしいものばかりだった。それに、イーリスの代になっても質素なのは変わらない。国王は気難しいように見えたが、今は談笑しあっている。
 「イーリスは少し無口なんだね」
 そんなことを言われるのは初めてだった。「少し」と言われるのは。いつも「かなり」とか「ひどく」とかが付く。
 「いや、少しって言うのは……」
 と、カシス。彼は素直だった。べグゼッドににらまれたらそれ以上は何も言わない。
 「おしゃべりな者よりはいい。必要なことは言わなければならんが」
 国王はそう言って笑う。
 食事が終わるとお茶が出される。それを飲み終わると国王は立ち上がり、仕事が残っているというので出て行った。足を引きずっている。
 「昔、戦争で痛めたんだって」
 気づいたのかべグゼッドは小声で教えてくれた。
 「さてと、イーリス。あんたは大体何年後の子孫になるんだ?」
 「千年」
 「……」
 「……」
 二人は黙ってしまった。
 「どうかした?」
 「いや、あまりに遠くて……」
 「つーか、あまりに変わらない服装だから、ちょっとショックで……」
 「だから、べグゼッド王がいた時代の事はあまりわからない」
 「でも、千年以上続くのは確かなんだ」
 「ビアソーイダは残ってるか?」
 「うん、あるよ」
 カシスがビアソーイダの王族であることを聞いてイーリスは驚いた。後に思い直せは不思議はないのだが。
 「サミクラスっていう人の伝説は残ってるけど」
 「それ、俺の兄貴……」
 それには大いに驚いた。何故なら、サミクラスは魔族すら消滅させてしまうほどの力を持った男だったというからだ。


草うららか |MAIL

My追加