気まぐれ日記
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決して薄着ではないんですが、冷えます。今日、日食があったけど見なかったです。北海道はかなりかけて見えるのに……。
だが、城の中は変わっていた。長い年月で改装でもしたのだろうか、と思う。 「部屋はカシスと一緒でいいか?」 べグゼッドが聞いたのでうなずいた。 「一応親父にも話しておくか。カシスの友達ってことにしておけば、説明も楽だよな」 一人でうなずいて納得して、べグゼッドは彼を国王の所まで連れて行った。国王の部屋は普通の部屋だった。謁見の間とは違うらしい。 「親父、ちょっといいか?」 ノックしてドアを開ける。そこには初老の国王と美男がいた。それも、よく見慣れた美男だ。 (グオン……) 「なんだ? べグゼッド?」 「ああ、この人だけどイーリスっていうんだ」 「初めまして」 「カシスの友達でね。旅先で知り合ったんだって」 「お前に似ているな」 「だろ、だから俺も驚いたし、話も聞きたい。しばらく泊めたい」 国王は渋い顔を作ったが、うなずいて承諾した。 「ありがと、親父」 「ありがとうございます」 グオンは何もいわない。ちらっとこちらを見ただけだった。 「夕食は一緒にとろうな」 「うん」 部屋を出ると、次は客部屋に向かう。それはべグゼッドの部屋の隣でカシスがいつも使っている部屋だった。 「悪いけど二人で使ってくれよな」 「ああ、それはかまわねえさ」 いつも使っている割にはきれいで二つあるベッドも整っている。 「こいつ、ベッド二つつなげて寝ているんだ。寝相も悪いから気をつけてくれ」 確かにベッドは合わさっていた。それをカシスが引き離す。 「これでいいだろ」 「うん」 「二人はいつもそんな感じなのか?」 イーリスは二人を不思議そうに見た。 「ああ、そうさ」 「実は俺たち、会ったのは数年前なんだよ。でも、なぜか昔からの友達っていう感じなんだ」 「ふうん」
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