気まぐれ日記
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キーボードに、numとか何とか書いているキーがありますよね。あれを知らないうちに押してしまい、キーの側面についている文字が出て、さらに戻し方が知らないとかって……今日やってました。その前に妹のパソコンでもやってました。元に戻せてよかった。
早速、オーフはそのバイトに借り出された。 「やり方は、わかった?」 ルイファーナが話をしてくれたようで、職員は分かりやすく説明してくれた。彼は、それで理解が出来た。 人間界では、混乱期である。戦争が絶えず神どころか悪魔にもすがりたい思いでいるらしい。だから、ここは今、人手不足である。 そして、自分の思っている人間界とは違うものらしいことも。 「その世界は封鎖されているのよ」 「封鎖?」 「その昔、ティママンという魔族が閉じたのよ」 「へえ……」 その話は知っていたが、この時代はまだ閉ざされていることは知らなかった。 「じゃ、人間がお呼びだから、行ってあげて」 細かい模様のついた石版に乗る。それが、ぼんやりと光ると、彼は人間界へ飛ばされた。
同じような模様のついた地面に彼は転がっていた。 「いって〜」 思ったよりも衝撃は強い。何かが身体の上に乗っている。 「や、やった〜、成功よ、成功」 若い娘の声だった。上から聞こえる。 「……どいてくれないか?」 「あ、ごめーん」 「ここは、人間世界だよな」 「ええ、そーよ。大雑把に言うとヨーロッパってとこ」 「よーろっぱ……?」 聞いたこともない地名だった。オーフはとりあえず、よろよろと立ち上がる。 「なかなか、出てこないから失敗しちゃったかと思った。あたしはアンよ。あなたは?」 アンと名乗った娘は、黒いローブに包まれていた。顔もろくに見えない。まだ少女と言って良いかもしれない。 「オーフ」 「そう、変わった名前の悪魔ね。早速だけど、お願いしていいかしら」 アンがしっかりした声で聞いた。 「ああ、いいぜ。ただし、俺を召喚したということは、どういうことであるかは分かっているな」 「ええ、もちろん」 アンが少女らしからぬ笑みを口元に見せた。
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