気まぐれ日記
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2004年09月28日(火) タイトル(題名)

 毎日、これをつけるのが大変です。ええ、大変ですとも。

 
 ドアは人数分並んでいる。
 「これって、一人ずつ入れってこと?」
 と、ルイ。その返事はなく、ただ黙ってドアを見つめている。
 「私はこのドアに入ります」
 フレクアが自分の前にあるドアを指した。
 「ドアがここに入りなさいって言っているみたいなんです」
 フレクアはそう言って、そのドアの前に立った。
 「フレクアちゃんも?」
 ブロードはなんとなく選んだドアを見た。入れと言っているようだった。
 見ると、他の面々もドアの前に立っている。
 霊感や超能力ではなく、ドア自体が語っているようだった。
 「不思議なものだな。皆、違うドアを選んでいる」
 ヘネシーは周りを見渡す。イーリスはちょうど向かいのドアの前に立っていた。
 全員が顔を見合わせる。手をドアノブにかけて回す。そしてゆっくりと開けた。
 「じゃあ、皆さん。お気をつけて」
 カルストラの声が聞こえる。その声と共に、全員がほぼ同時に入っていった。


草うららか |MAIL

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