気まぐれ日記
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2004年09月03日(金) ちゃっちゃっと

 いっちゃいましょう。

 天藤美幸は午後に来る予定だ。夏目が起きたのは十時過ぎ。セリナは朝食の用意をしてくれていた。
 「卵、どうしますか?」
 「ゆで卵」
 「はい」
 夏目はパンをトースターに入れて目盛りをあわせると、顔を洗いにいった。数分で戻ってくるとちょうどいい具合に焼けて、焼き終了音が鳴った。
取り出してセリナが出しておいたマーガリンを塗る。
 「セリナ、今日は先に買い物いくよ。卵もないし、パンもこれで最後。天藤さんが来るのにお菓子もない。けど、セリナには掃除を頼むよ」
 「はい」
 「ごめんね。今度は連れて行くから」
 「いいんですよ。十真様」
 「ダッシュで帰ってくるから」
 「無理しないでください」
 「いや、急がないと天藤さんが来るから……」
 めったに鳴らない電話が鳴った。
 「天藤さんかな?」
 出ると、森だった。昨日電話した記録が向こうの電話に残っていたらしく、今かけてきたのだ。
 「何か用があったのかい?」
 「ああ、美紗さんの服を借りたままだったから」
 「そういえば、そうだね。わかった。彼女に伝えておくよ」
 忙しいのか、それだけで電話は切られた。夏目も気にせず、朝食の続きをした。
 「セリナ、そろそろゆで卵……」
 「はい、それが……」
 破裂してしまったゆで卵を彼女はお皿に載せていた。
 「お塩、とってくれる?」
 「はい」
 夏目は、少しずつ(熱いので)殻を取ってそれを食べた。


草うららか |MAIL

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