気まぐれ日記
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2004年08月06日(金) あれ?

 はよ、帰れると思ったが、意外に遅くなってしまったり。
 明日、仕事が終わったら髪を切りに行くつもり。出来なかったりして。予定はあくまでも予定。(決定ではないということ)でも、立てなければ実行されないと思います。

 彼が割り込んできたことによって、玄関は混乱してしまった。
 「なんですか、あなたは?」
 「ドールだ! なんでこんなところに!?」
 「お客さんですか?」
 「しかも、なんか変なのが見えてる!」
 「ちょっと、落ち着いてください」
 「あの、靴脱いで上がってくださいね」
 あんまり騒がしくなったので夏目はのろのろと起き上がって、玄関に向かった。
 「どうしたの? セリナ」
 「はい、お客さんです」
 見覚えある男を見て、夏目はつぶやいた。
 「あ、前のバイト先の……」
 「や、久しぶり、夏目」
 「えーと、梶元さん?」
 「そうそう、そんとおり」
 「あの、何か?」
 「体調が悪いと聞いたから見舞いにきたんだよ」

 夏目は、すまなそうに話した。
 「つまり、体調が悪いというか、夏バテってことか?」
 「そういうことです」
 セリナが、アイスコーヒーを人数分作ってテーブルに置いた。井上が用心して一口飲んでほっとする。
 「しかし、ドールがいるとはな。金持ちだったのか?」
 ドールは、それ自体も破格の値だが維持費もかかる。余分な金を持ってはじめて手に出来る代物だった。
 「セリナは、自分でマスターを決めてしまったんだ。だから夏目さんのところにいるんだよ」
 と、井上は梶元に教えた。
 「ふうん」 
 納得していない様子で彼は目の前のアイスコーヒーを口にした。
 ぶっ!
 「なんだこりゃあ!」
 口に入れた瞬間吹き出して、顔をしかめた。
 「セリナ、わざとやったな?」
 「初めてくるお客さんだったので、つい……」
 「多分、こっちがまともなのだ」
 夏目は自分の手のつけてないコーヒーと梶元のものと取り替えた。


草うららか |MAIL

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