気まぐれ日記
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2004年07月21日(水) あいや〜

 仕事場の学園だよりに、文章書けと言われている。はっきり言ってめんどい。書きたくもないのに書けといわれても、ねえ。
 それでも、これも仕事だと割り切らねばならない……。ちなみに書いたところで何もでない強制ボランティア。

 午後九時。街は外灯と民家のあかりだけだった。暗い。今日は月がでていない。
 良介だけが元気だった。他はこれから起こる不吉な予感をぬぐいきれないでいる。
 「この辺なんだけど……」
 そこは、ごく普通の十字路だった。外灯が一つ切れ掛かっていて、チカチカと照らしている。雰囲気は、最高である。
 「話によると、若い男性が通りかかると襲ってくるって」
 「若い男ねえ」
 綾名がちらっと、晴仁と冬季を見る。
 「それは、若すぎ。岡崎君と、うちの兄ちゃんたちね」
 そんなわけで、良介と春季と秀介がおとりとなる。
 「いるわけ、ねえよな」
 「でも、生徒が犠牲になっているわけだし。あながちでたらめじゃないよ」
 兄の問いかけに良介がうれしそうに答える。
 「お前は、なんでそんなに楽しそうなんだ!」
 「そうかな?」
 「そうだ!」
 「しっ、なんか来る!」
 春季が黙って十字路の北側の方を見ている。彼の野生の感はするどい、らしい。
 「いい男、みっけ」
 それは、南側から現れた。つまり春季が見ていた方の反対から。
 「三人もいるの? 食べごたえありそうね」
 黒のイブニングドレスを着た金髪の女はそういった。その眼は、血の色である。
 「で、でででたあああ〜!」
 春季が叫んだ。


草うららか |MAIL

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