気まぐれ日記
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二人はゆっくりと病院へ向かった。病院の玄関では、野次馬が囲っており例の悪魔が暴れている。 「おらおらっ! 見せもんじゃねえ!」 野次馬を追い返していた。 「とにかく、一日安静にしてください」 医者らしき中年は、その悪魔を中へ入れようとしている。 「だーかーらー、俺の怪我なんぞほっぽいても一日ありゃ治るんだ。俺は。ここからでたいんだっつーの!」 「それでは、私どもの責任があああ!」 「うるせっつーの! どこぞの悪魔より、人間の病人見れや!」 どうも、話はややこしくなっているらしく彼女らには何がなんだかわからない。 「ああ、いとしのリュレイミアちゃーん!」 悪魔が切なく(?)叫ぶ。 「リュレイミア?」 「一体どこにいるんだよー!」 「やっぱり君、一日入院してください」 医者が困った顔で訴える。悪魔は、出せと訴えている。 「あの……」 フレクアは、その中に入っていった。 「リュレイミアお姉ちゃんなら……」 「リュレイミアちゃんを知ってるの!」 医者を振りほどいて、その悪魔はフレクアに向き合った。 「ああ、まあはい」 「い、今、どこにいるんだよ!」 「まあ、話は、ここではなんですから、中で」 彼女は病院を指して言った。
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