気まぐれ日記
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で、見つけた変り種。 それは「鯛型 お好み焼き」。もはや寿司ではない。ミニ鯛焼き型で焼いたお好み焼き。言わなくてもいいが、その名の通り鯛型をしている。そして意外に美味。細かく刻んだイカやえび(あまったネタ?)が入っている。
その日はヴィニーを宿において、山登りをしていた。ヴィニーが何か文句を言いたげだったが、なんとかなだめておいた。 あの辺境の村のそばの山に見覚えがあることを彼は思い出した。そして、その山に登ろうと言い出した。 「なんで、あたしたちまで? 結構疲れるんだけど」 ルヴィアとロイタスの体力は人間より少しある程度。もちろんドラゴンだった時より遠く及ばないが。 「お前たちは、知らんだろ? グラスドラゴン」 「グラスドラゴン?」 「聞いたことはありますが……。セルヴェス、お知り合いですか?」 「ああ、まあ。若いころは、いろいろな。知らないのか、グラスドラゴン……フェリエスはこの辺の長だ」 「長!?」 「だから、挨拶に行こうと思ったんだが」 「ヴィニーを置いていったのは何故です?」 「ああ、すごい、ルヴィア以上に人間が嫌いなんだ」 日が傾くころ、その洞窟に着いた。そこがグラスドラゴンの住処だという。その地面は草で覆われている。 「フェリエス、いるか?」 しばらくすると、身体が草花で覆われたドラゴンが顔を出した。表情はあまり分からないが機嫌が悪そうな顔をしている。 「久しいな」 「なんだ、セルヴェスじゃないか。人間を二人も連れてどうした? とうとう人間の配下となったのか?」 「よくわかったな、フェリエス」 彼は少し驚いた。 「お前は独特だからな……。そこの二人をどうしてやろうか?」 「やめてくれ。前にも話したことがあるだろ? あれが、ロイタスとルヴィアなんだ」
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