気まぐれ日記
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ばんそうこう(一応)。今日、試しに、傷の治りが早くなる絆創膏を購入。なんと、八百円以上する(四十円割引になったけど)代物。さすが、CMで三倍早いと歌われているだけあって、さぞや特殊なのであろう。厚さがある割にはぴったりと張り付いてます。
ナーシャとその学者は名乗った。 「もう少しで薬が切れると思う。でも、できるだけ穏便にあなたを開放したいの。意味、分かるかしら?」 つまり、薬が切れたからといって暴れるなと言っている。彼にもそれは伝わった。返事をする代わりにうなずく。 「ありがとう。飲ませずにすんだわ」 彼女は右手をポケットに入れた。すぐにその手を出す。 「あたしは、この城で生命学を研究しているけど……本来なら、もっと健康的に暮らすにはどうすればいいかとか、どんな食事を取ればより健康的か、ということを研究しているのだけど、今はあのユート=ジグルがこの城を仕切っていて……彼はなぜか、ドラゴンの涙には不老不死の力があると信じているの。本当に、そんな力があるの?」 驚いたのは彼のほうだった。そんなこと、妖精主からも聞いたことがない。彼は首を振った。 「そうよね? そんな力あるわけないわよね」 少し残念そうな顔をしているが、彼女は首を振った。 「あなたが、涙を流してくれれば用件は終わるの。そうしたら、何とか自由にしてあげられるのだけど」 「私のように、歳をとってしまったらよほどのことがない限り涙は出ない」 「そう……」 ナーシャは牢を開けた。 「じゃあ、ついて来て。あなたの同属にあわせてあげる。あんなもの、見せたくないけれど」 「あんなもの?」 「そう、かわいそうなドラゴンよ。ジグルの餌食となった」
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