気まぐれ日記
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彼はまだ小学一年生(胸章で判断)なのですから、我慢できなかったと思います。だからといって、駐車場でどうどうとやるのはどうかと思いました。(近所のがきんちょの話)
それは、小さな小さな球だった。薄暗い中、月のように淡く輝いている。貴族がそれを手に取り、じっと見つめた。ランプの明かりの下なのが少し残念に思っている。 「確かに、これは……」 「そうです。本物です」 商人は言った。 「きれいでしょ? 自ら光る宝石」 「しかし、これをどうやって……。しかも、こんなに!」 同じような球が、宝石箱の中に五つほど入っている。 「それは、企業秘密です。さて、これを五つセットでいくら出せますか?」 彼らはしばらく王都にとどまることになった。理由は、まだ行くところが決まっていないからだった。 「こう、広いとどこを見ていいか分かりませんね」 と、ロイタス。ルヴィアガいなくとも穏やかに話す。元の性分は大人しいらしい。 「パンフもらってきたよ。見所は……」 「あれが見たい。中を見てみたいものだ」 彼が指差したのは王宮だった。 「うん、一般開放されているところだったら見れるよ」 そんなわけで、彼らは王宮に向かうことになった。
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