気まぐれ日記
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日曜日ですね。今年は小銭入れを。(去年はネクタイピン)毎年、誕生日すっぽかすので、この日くらいしかプレゼントしない父親不孝の私。(親父も娘不孝)
「では、今は当てもなくふらふら歩いているわけですね」 「まあ、そういうことだ。つき合わせてすまんな」 「いえ、私は」 「あたしは、戻りたいね!」 ルヴィアがすかさず言う。彼は、ちょっと残念に思ったが、ふらふらしている旅はルヴィアの性に合わないことを知っていた。王都までは予定通りだったのだから、彼女をここで戻してもいいとも考えた。 「そうか、悪かったなルヴィア。付き合わせてしまって」 彼は、外に出るように促した。 「セルヴェス、あたしを戻してくれるのかい?」 「そうだ。自分で元に戻れないだろう?」 信じられない、と言った顔をルヴィアがする。同様な顔をロイタスも。 「ああ、そうだロイタス。ルヴィアがいなくとも温暖な顔で頼むよ」
王都の空に、赤く輝くドラゴンを見かけた。 人々は、驚くあまりずっとそれを見上げ続けていた。王都上空を一回りすると、南のほうに帰って行った。 「いいのですか、セルヴェス」 「ああ、いいさ。束縛するわけじゃない。今までは成り行きだ」 「そう言って、さびしんでしょ」 「お前をからかったところで面白くないからな」 「なんですか、それは」 ヴィニーが駆け込んでくる。 「ルヴィア、帰っちゃったの?」 「ああ、彼女は旅に付き合う気はないらしいから。ヴィニー、どこか行きたいところはあるか?」
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