気まぐれ日記
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今日は涼しい。早朝から雨、雷!(うちのジュニちゃんは世間一般の犬と違い、雷を怖がってくれない) 午後になったら晴れ晴れしてました。
「セルヴェスが優しい?」 笑いこけたのはルヴィアだった。 「あいつは……あはは、変わり者なだけだよ」 「ルヴィア、笑うのはよしなさい」 「だって、あはははッ」 ロイタスのたしなめも聞かず、ルヴィアは笑っていた。今、ここに彼がいないのもあるようだ。ヴィニーから話を聞いたあと、ふらりと外に出て行った。どこに行ったのか、と聞くとロイタスが、夜の散歩でしょ、と教える。 「でも、確かに変わり者には違いないですね」 ロイタスがため息をつく。その点についてはルヴィアと一緒だった。 「我々、ドラゴンは人間と干渉することはまずないのですよ。最近は特にね。昔は、人間と共に戦っていました。ドラゴンを得ることが出来た人間はドラグ−ン何て呼ばれてましたけど。しかし、人間に仕えて何が楽しいんだという考えが私たちに広まって、人間離れしてしまいました」 「セルヴェスも、その中にいたんだ。だけど、急に人間の言葉を覚えたりして、あたしらも巻き添えを食ったんだ」 「そう、急に。でも、彼を求めてくる人間たちは、皆……」 「殺されちゃったの?」 「そんな乱暴はしませんよ。追い返されちゃったんです」 「あたしは焼き殺しちゃったけど」 「……」 「……」 ルヴィアの言葉を無視して続ける。 「じゃあ、やっぱりセルヴェスは優しいんだ。それとも、力がないとか?」 ヴィニーの言葉に、ロイタスもルヴィアも固まった。数秒の沈黙の後、二人は口々に怒鳴った。 「滅相もない! 彼は最強のドラゴンです!」 「そうだよ、あいつはそれなりに本気を出せば、世界だって破壊できる!」 「過去に、壊滅した王国は彼の手によることだってあったんですよ」 「あいつは、普段ああだけど、怒りが頂点に達したら……」 「わ、わかったよ。ごめんごめん」 何に謝っているのかわからないが、ヴィニーは謝り続ける。二人が落ち着いたころ、彼は部屋に戻ってきた。 「何をやっていたんだ?」 当の本人が戻ってきたので、話はそこで終わった。 「いいえ、別に。ただ私たちもヴィニーから人間の話を聞いていただけです」 「ふうん、そうか」 彼はそれ以上つっこまない。
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