気まぐれ日記
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厨房で、下水があふれた、早番の朝。主任に連絡を入れ、水道屋に連絡してもらった。当然、汚水が厨房の床にあふれたので、昼食は作れず中止。床を水洗いしてエタノール消毒しました。どうも下水道が詰まってたらしく、たまりにたまった汚水があふれたらしい。(外のマンホールからも汚水、トイレの排水が……かなり臭ってました) こうゆうことも、起こるんですね。
彼とヴィニーが隠れて見ていると、そこに雪が降った。 「アニキ、雪だ……」 「ま、まさか……」 上空を見ると、大きな影が空を覆っている。 「ま、まさか、ドラゴン?」 「ひっ!」 男たちが抱き合って空を眺める。 『すべての悪事を置き、山を降りよ』 そんな声が二人に耳に響いた。 「あ、アニキ!」 「あ、あうあうあう……」 二人は盗んだものを物を置いて逃げ出した。
「セルヴェス、いるのでしょ?」 「久しいな、ロイタス」 「いつの間に目覚めたかと思えば、そんな格好でどうしたんです?」 冷たい声だとヴィニーは思った。実際は寒い。雪はやんだが。 「いろいろ、だ」 「後で、ゆっくり聞きましょう」 「そうだな。お前も行くか? ルヴィアもいるけれど」 「そうですか、彼女が……。よく着いてきましたね」 「成り行きで、無理やりに」 「……それなら、私もお供しましょう」 ヴィニーから見ると、ロイタス優男風の、おっとりとした男に見える。 「後で、鏡でも見て調整してくれ」 「ねえ、これ、誰がモデルなの?」 ヴィニーが彼に聞くと、三百年前くらい前に会った聖職者で性格もロイタスに似ているから、と返ってきた。 「ルヴィアにも、あるわけ?」 「ああ、あれは……」 五百年くらい前、生贄として差し出された村娘だった。 「生贄って、食べるの?」 「まさか。人間が勝手に思い込んでいたのだ。そうだ、日照り続きで作物が育たなくて……。しかし、あの娘は駆け落ちするために生贄を買って出て、男が向かえに来て別の村に行ってしまったんだ」 その後、彼は風を起こして雨雲を呼び、その村に雨を降らせた、という。 「人間とは、なんでも利用するものだと思ってな。少し感心したんだ」
ロイタスを連れ、宿に戻るとルヴィアは露骨に嫌な顔をした。 「セルヴェス……なんでこいつを連れて来たんだ!」 「付いてくるといったから」 「ま、そう言わずにルヴィア、仲良くしましょ」 「いやだってんの!」 そんなやりとりをニヤニヤとしながら見る彼に、ヴィニーは尋ねた。 「ねえ、ロイタスの雰囲気、さっきと違うような気がするんだけど」 さきほどより、物言いが穏やかになっている。山にいたときに感じた冷たさはない。 「ああ、それはルヴィアがいるからだ。ルヴィアが冷気を奪っている。反対にロイタスは熱を奪っている」 ファイアードラゴンとフローズンドラゴンが力を打ち消しあっている。さらに、彼、ウィングドラゴンがいるためにルヴィアの力は弱くなっていっる。 「彼女が元気なのはそれだけ、彼女の能力が優れているんだ」 「そうなんだ……」 全部は理解していないが、ヴィニーはうなずいた。
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