気まぐれ日記
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2004年06月12日(土) よさこい

 参加したことはなし。札幌の夏の風物詩。
 この時期、地下鉄乗ると、派手な衣装を来た参加グループがわんさか乗ってます。路上は人であふれてます。毎年、拡大しているような感じがします。
 かんじ、といえば新聞で読んで、「糞」とか「姦」とか「癌」とか「嘘」とか人名に使えるようになったとか……(つけられたら子供かわいそうだ)。でも、「撫(子)」とか「琥珀」って今まで使えなかったのは意外だった。

 「そういうわけで、セルヴェス、ヴィニー行ってこい」
 ルヴィアは頑として動かなかった。仕方なく、彼とヴィニーは、犯人のいる山へ向かう。
 「寒い……」
 夏が近いと言うのに、その山は雪が降りそうな寒さだった。
 「フローズンドラゴンが住んでいるからだ。それなりに寒い」
 「かなり寒いよ!」
 平気な顔をしている彼をヴィニーは恨めしそうな顔で見る。実際、フローズンドラゴンの側には霜が降りるくらい周りが冷える。それが山全体となると、そのドラゴンはかなりの力の持ち主だという。
 「でさあ、どこにいんの? 犯人」
 「さあ、こう暗いと無理だな」
 「……セルヴェス、本当にドラゴン? 何かこう、のんきだよ」
 「すまん。しかし、音は聞こえる。少し黙ってくれ」
 ヴィニーは、黙った。彼が耳を澄ましている。
 「声……人間の声がする。近い」
 「なんでわかるの?」
 「風が乗せてくるんだ」
 「ふーん?」
 ヴィニーには良く分からなかったが、そっと彼が指す方向へ向かった。森の中に開けた場所があり、そこで焚き火を囲う男が二人いた。
 「アニキ、この山めっちゃ寒いっす!」
 「我慢しろ。ここにゃ、ドラゴンがいるんでい。あんまり人が近づかねえからちょうどいいんでい」
 「でもよ、ここで夜を明かしたら凍死するっす」
 「ばかやろー! こんなダイア目の前にして死ぬ奴がどこにいるんでい!」
 どうやら、犯人に間違いなさそうだ。ヴィニーは思った。
 「セルヴェス、さっさと取り替えそうよ」
 ヴィニーが小声で言う。
 「どうやって取り返す?」
 「どうやってって……セルヴェス、なんか方法ないの?」
 「まあ、見てろ。多分、奴が来る」
 彼は、にんまりと笑った。


草うららか |MAIL

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