気まぐれ日記
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疲れることが多いと集中力欠けてしまう。今日、自転車乗ってた爺さんに(車で)ぶつかったぶつかってないでもめた。ともかく早番の日というのはこういうことが多いので運転したくないのに必要になってしまう。(言い訳だよね、これ) 王都まであと少しのところでヴィニーが疲れたと言った。手前の街は小さいが王都がすぐ近くなので人の行き交いが多い。 日はまだ沈まないが午後の三時を回っていたし、いくら一番近いと言ってもここから王都までは半日かかるらしい。 「だから、休もう」 ヴィニーの提案にルヴィアが首を振る。 「人間というのは体力がないな」 ヴィニーに体力がないわけじゃないが、ドラゴンに比べたらないに等しい。それを最近理解したセルヴェスは休むことを決めて、宿を探すことにした。 「ヴィニー、私たちにはどれがどういうものなのかわからん。だから、お前が決めてくれ」 「いいけど、予算はどれくらい?」 「予算? すまないが、金の単位はわかるが、価値が分からない」 「じゃあ、ちょっと、全財産出してよ」 彼はとりあえず金の入った袋を出した。当面の路銀を入れた袋は結構入っていた。 「これだけあれば、スイートルームでもいいけど……長く旅するなら駄目だね」 「お前にだけ食事がつけばいい。私たちには必要ないから」 「そうだね。人間の食べ物には興味ない」 「……そんなことないぞ、ルヴィア。人参というものはなかなか美味だった」 「にんじん? あの根っこみたいのかい?」 ルヴィアが情けないような顔をして彼を見る。 「普通の部屋を探そう。うん、それがいい。普通に三人が泊まれる部屋に……ルヴィアは、部屋別にしなくいいよね」 「なんでだ?」 「一応聞いただけ。人間の女の人は、伴侶以外の男の人と一緒の部屋になるのは嫌がるもんだよ」 「そうか……」 なんでか、と尋ねないのは、どうやら理由が察しついたらしい。だから、ヴィニーもそれ以上は何も触れない。
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