気まぐれ日記
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2004年06月01日(火) 一周年でござーい!

 とりあえず、難航したものの一年欠かさず(?)書いた「気まぐれ日記」
。どの辺が気まぐれかと言うと、書くものが気まぐれである。これからも気まぐれに毎日書くぜ。

 歩くことは苦にならない。彼は山を降りた時と同じように楽しんで歩いた。いくつかの町や村を通りようやく王都に着くと聞いた。飛べばすぐなのだが、それでは意味がない。
 旅行とは、楽しむものだ。
 彼は、そう思っている。王都に近い村に着いた時、もう夕暮れだった。こういう時は宿をとる、らしい。
 「お兄さん、一泊かい?」
 「ああ」
 「前払いで、銀5だよ」
 そう言われ、教わった通り出す。金銭の使いかたも聞いておいてよかったと、彼はあの宝石職人に感謝した。
 「食事は朝食、夕食とも九時まで。部屋は二階の三号室」
 彼は、それにしたがって部屋に向かった。ドアを開けるとそこには、ごく普通の宿の部屋がある。ベッドがあり、簡易なテーブルとイス。クローゼットがある。
 彼は、それを見て思った。
 「これは、なんだ?」
 ベッドは初めて見た。部屋の半分をそれで取られている。
 「……?」
 彼の寝床は一枚岩であり、彼はそれがお気に入りであったが、ベッドとそれをつなげることはできなかった。
 食事を済ませ(食べなくとも良いが、興味があるので食べた)、部屋に戻ると他に何もすることがなく、彼は眠ることにする。ベッドの横の空いたスペースに彼は眠った。うっかり五十年も眠らないように意識は起きておく。床は冷たくて気持ちがいいと思っていた。ただ、贅沢を言うなら少し狭い。


草うららか |MAIL

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