気まぐれ日記
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2004年05月11日(火) スラング

 辞書に載ってない俗語。
 ちょっとした漫画に紹介されていたのが「RED WING」。 直訳は「赤い翼」。 でもとてもここで意味を紹介する気になれないです。(あまりメジャーな言葉でもないそうです。ちなみに辞書に載っている「赤い翼」は鳥の名前だった)
 由来を聞いても使いどころがないです。いつ使う言葉なのか気になります。

 「あんたの妹、助けるよ」
 ブロードがつぶやく。
 「馬鹿か。人間にそんなことが出来るか」
 彼は向けられた切っ先を眺めている。
 「出来るよ」
 刃は、下に向けられ地面に刺さった。
 「では、やってもらおうか? できなかったら、お前の血をもらおう」
 「ああ、そのときはね」
 ブロードは柄に手を当てる。わずかに生きている妖精がいることが感じた。それもだいぶ弱まっている。
 「よかったね、会えて」
 彼は指で何かをなぞるように書いた。それは古い文字で淡い光となり軌跡となる。その古い言葉をつぶやくと、それが更に輝き消えていった。
 「何も、起こらないようだ」
 「まだ、足りないのかも」
 「しかし、人間のくせに治癒魔法とは。お前はどこの人間だ?」
 「……ただの人間だよ、俺は。それより、もう一度やるよ」
 先ほどよりも長い言葉をなぞる。それが、終わるとブロードは息をついた。
 「疲れたのか?」
 「うん、運動不足かな」
 「しかし、おかげで妹が少し良くなった」
 「そう、良かった」
 「わたしも、姿を現せるようになった」
 治癒魔法は刃の方にも効いているようで、長い封印から解き放たれた刃は、本来の姿をブロードの前に現した。髪の黒い男の妖精であった。
 「男の妖精なんて初めて見たよ」
 「妖精は女の方が多い。それに滅多に人間に姿を見せない。当たり前だ」
 「あ、そう。で、妹さんは?」
 「もう少しだ。もう一度、頼む」


草うららか |MAIL

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