気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
に、行ってみたい。 動物園にあまり縁のない地域なんで、象とかキリンがいるだけで、「ああ、動物園にいるんだ」と思えます。それでも、地元の公園にライオンがいた(かなり昔に他界)。ペンギンは登別の水族館で間近で見てます。ニホンザルはお友達です。地元の熱帯植物園で温泉三昧の毎日です。まあ、ともかく動物は好きですね。
村から出て、すぐ森がある。その森の入り口は人一人通れる踏み鳴らした道があり、彼はそこを進む。それほど深くなく木々の隙間から日が差していた。三十分ほど歩いて、それらしい沼があった。宿の女将の言うとおり確かに澄んでいてきれいな沼だった。 「だあれ? 何しに来たの?」 沼から透き通った腕が伸びた。そして頭や身体もにゅうっと出てくる。足だけは沼に入ったまま、水が人型をかたどった様なものが問いかけてきた。 「俺は、ブロード。ちょっと探し物があってね。あんたはこの沼の妖精?」 「そのとおり。ここに人間が来るなんて久しぶり。しかも、魅力的だから出てきちゃった」 妖精は、めったに人前に現れない。しかし、気になる人間には簡単に現れてしまう。だから妖精使いは妖精に好かれない限りなることはできない。一般的に妖精は名前を持っていないが、人間に仕える時に名前を欲しがるので妖精使いが名づけなければならない、と言われている。 「あ、そう」 「でも、あなたの妖精にはならないわ。で、探し物って?」 「剣の刃の部分」 「ああ、それなら封じているわよ。この沼の底に」 「沼の底に……」 「わたしに封印を解くこと出来ないから、誰かがもぐらなければならないわね」 「誰が、封じたんだ? それ」
|