気まぐれ日記
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2004年04月29日(木) 妹帰宅

 つーか、私が旅行言っている時にも帰省、先週はうちの母が訪ねて言っている。つまり、毎週会っているんですけどね。まあ、最初のうちはこんなもんでしょう。私には、ゴールデンウィークないようなもんだし。(でも、赤い日の分は休めるけど)

 「やめて!」
 ロセウが叫んだが、セミュアはその首を絞め始める。もがくロセウに彼は喜んだ。
 「そう、これくらいやってくれないと困るわね」
 「放せ!」
 シンハーが殴りかかるが、セミュアのもう片方の手で制する。それで、あっけなく彼は弾き飛ばされる。
 「あなたも順番守りなさい」
 「くっそー……」
 「さあ、いい子ねえ。おとなしく死になさい」
 「やだね」
 ロセウの手がセミュアの手を掴んだ。その手が大きくなり大人の手となる。セミュアの手が緩むと、ロセウはすばやく離れた。
 「あなた……あのちっこいのは?」
 ロセウは姿かたち全く変わった、人の姿をしたものに変わっていた。
 「早く、よこせ。持ってんだろ、解毒剤」
 その男がセミュアの手を掴んでひねる。
 「何、あなたは?」
 「あんたと同じ、魔族だ。さ、早くしな。アニムが死んじまう」
 「も、もう、遅いわよ。とっくに三分は経ってるわ」
 「いや、まだ息がある。早くしな」
 更に、その手をひねった。セミュアに苦痛の表情が広がる。
 「同じ魔族でなきゃ、こうもいかねえよな」
 「わ、わかったよ。でも、今から解毒しても助かる見込みなんて……」
 「いいから早くしろ」
 「ひっ!」
 セミュアが毒を与える時と同じようにアニムの額を突いた。
 「これで、解毒になるんだな」
 「そうよ」
 絶対だな、と念を押され、セミュアは何度もうなずく。
 「へっ、ご苦労さん」
 「ひ、あっ!」
 セミュアがかき消された。
 「そして、ご馳走さん」
 その魔族は、悪気のない笑みを浮かべていた。
 「な、なな」
 シンハーが呆然として、その魔族を見る。
 「ああ、心配すんな。俺、魔族が糧だし、人間は食わないから」
 「ロセウは?」
 「あの小僧のことは心配すんな。ちゃんと俺の中にいる。まあ、どう表現したらいいかわかんねえけど」
 「?」
 「それよりも、アニムは? 生きてるか?」
 シンハーが慌ててアニムを見た。苦しそうにはしているが、生きていることには生きている。
 「大丈夫みたいだ。でも……」
 オークション会場は荒らされたが、もはや誰も残っていない。コーフトもいなかった。魔族の出現の混乱で全員に逃げられてしまっていた。
 「まあ、いい。あとで俺が……。それより、街に戻ろうぜ。アニムをさ……」
 「うーん、そうだな」


草うららか |MAIL

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