気まぐれ日記
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つーか、私が旅行言っている時にも帰省、先週はうちの母が訪ねて言っている。つまり、毎週会っているんですけどね。まあ、最初のうちはこんなもんでしょう。私には、ゴールデンウィークないようなもんだし。(でも、赤い日の分は休めるけど)
「やめて!」 ロセウが叫んだが、セミュアはその首を絞め始める。もがくロセウに彼は喜んだ。 「そう、これくらいやってくれないと困るわね」 「放せ!」 シンハーが殴りかかるが、セミュアのもう片方の手で制する。それで、あっけなく彼は弾き飛ばされる。 「あなたも順番守りなさい」 「くっそー……」 「さあ、いい子ねえ。おとなしく死になさい」 「やだね」 ロセウの手がセミュアの手を掴んだ。その手が大きくなり大人の手となる。セミュアの手が緩むと、ロセウはすばやく離れた。 「あなた……あのちっこいのは?」 ロセウは姿かたち全く変わった、人の姿をしたものに変わっていた。 「早く、よこせ。持ってんだろ、解毒剤」 その男がセミュアの手を掴んでひねる。 「何、あなたは?」 「あんたと同じ、魔族だ。さ、早くしな。アニムが死んじまう」 「も、もう、遅いわよ。とっくに三分は経ってるわ」 「いや、まだ息がある。早くしな」 更に、その手をひねった。セミュアに苦痛の表情が広がる。 「同じ魔族でなきゃ、こうもいかねえよな」 「わ、わかったよ。でも、今から解毒しても助かる見込みなんて……」 「いいから早くしろ」 「ひっ!」 セミュアが毒を与える時と同じようにアニムの額を突いた。 「これで、解毒になるんだな」 「そうよ」 絶対だな、と念を押され、セミュアは何度もうなずく。 「へっ、ご苦労さん」 「ひ、あっ!」 セミュアがかき消された。 「そして、ご馳走さん」 その魔族は、悪気のない笑みを浮かべていた。 「な、なな」 シンハーが呆然として、その魔族を見る。 「ああ、心配すんな。俺、魔族が糧だし、人間は食わないから」 「ロセウは?」 「あの小僧のことは心配すんな。ちゃんと俺の中にいる。まあ、どう表現したらいいかわかんねえけど」 「?」 「それよりも、アニムは? 生きてるか?」 シンハーが慌ててアニムを見た。苦しそうにはしているが、生きていることには生きている。 「大丈夫みたいだ。でも……」 オークション会場は荒らされたが、もはや誰も残っていない。コーフトもいなかった。魔族の出現の混乱で全員に逃げられてしまっていた。 「まあ、いい。あとで俺が……。それより、街に戻ろうぜ。アニムをさ……」 「うーん、そうだな」
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