気まぐれ日記
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これを起に、まずは一ヶ月に一回でもがんばれ。
SaGaはまだまだやる予定が……ないです。すんません。でも、ブックオフでWS版の攻略本ゲット! らっき〜。 そんでは、続きを。
ロセウはメニューを見て首を振った。 「読めんのか?」 「……うん」 彼は恥ずかしそうにうつむく。 「気に病むことはない。何を食べたいのか言え」 「アニム、この子……」 「わけありだ。気にせんでくれ」 「……ああ。わかった」 ロセウがしばらくして首を降る。料理というものが分からないらしい。何も思いつかなかったようだった。 「では、いろいろなものを食べるとしよう。いいな」 「うん」 アニムがウェイトレスを捕まえて適当に注文する。しばらくすると、果実酒とジュースが置かれた。 「これはリンゴジュースだ。口に合うかのう」 ロセウが何も言わずに飲んでいるところを見るとどうやら大丈夫らしい。アニムも果実酒をちびりちびりと飲む。 「親父がさ、アニムに会ったら伝えておけって。果実酒ばかり飲まねえで他の酒も飲めって」 シンハーが発泡酒を片手に言った。 「大きなお世話だと言っておいてくれ」 さらにしばらくすると、魚のフライにタルタルソースを添えたもの、生ハムのサラダ、ソーセージの盛り合わせなどがテーブルに並んだ。 「好きなのから食べるといい」 「うん」 ロセウがフライをフォークで刺すと迷いもなく口に入れた。それからは黙々と食べていた。あまりの食べっぷりにアニムは呆然としていた。シンハーは当然のように手を出している。各料理が半分ほどになったころ、ようやくアニムは自分の口に料理を運んだ。 「おいしかった」 「それはよかった」 「こんなにおなか一杯になったの久しぶり」 「妖精主のところは、質素だったのかのう」 「ううん、あんまり食べられなかった」 アニムが一瞬顔を曇らす。人間に酷い目に会ったのだ。食べ物が喉を通らないのは分からないわけではない。しかしロセウは順応が早いようなので少しほっとした。 「俺は、足りない」 「お主は自分で頼め。それに食っていいとは言っとらん」 シンハーが渋い顔で笑った。 「ケチ」 「自分で稼げる奴が何を言う」 「アニム、眠くなった」 ロセウが訴える。歳はシンハーと変わりないが、エルフの場合、子供である。そしてそれはハーフでも変わらないようだった。 「そうだな、今日は疲れただろ。休むか。では、シンハー。詳しい話は明日しよう」
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