気まぐれ日記
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レモンハートで紹介されたお酒の本。ブックオフで購入。まだ読んでない。それと、伯母に頼まれていた「足寄より 松山千春」をゲット。もう、三年位前から言われてたのに、なかなか見つからなかったのよね。
女として振舞うこと三日。飽きた。 「ベネスチア様、もう、よろしいですか」 「ええ、ありがとう」 紅茶のお代わりを断り、俺は席を立った。目の前に親父がいるのにこちらからは話しかけることが出来ない。それが、女性としてのマナーであるので。一応、全部のマナーは心得ている。こちも、王族育ちのたまものだろう。まさか、こんなところで役に立つとは思わなかったが。 べネスチア。かろうじて頭文字はそのままな名前だ。即興にグオンが名づけた。そのグオンはそ知らぬふりで紅茶を飲んでいる。時折、俺に優しく話しかけるのは、超女性至上主義だからだ。それが周知されているため、俺に優しく接しないと、怪しまれる。グオンは平気でそれをこなすが(心中は察し出来るが怖い)俺は調子が狂うばかりだった。なれないグオンの笑顔が俺に向けられているからだ。 「べネスチア嬢、お部屋に?」 「ええ、少し休んできます」 メイドに案内され、城内を歩く。変な気分だ。ここでは、来客の身である。我慢するしかない。 だけど、飽きた。 そろそろ、充電が必要になってきた。 「外に出たい? まあ、いいが……」 「いいの?」 「そのままで、出るんだ」 グオンは、そう言い放った。 「べグゼッド王子は現在、国には不在。と、なっているんだからな」 まだまだ女装から開放されない。本当に部屋で引っ込んでいる方が、無難だったかもしれない。
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