気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
ばあちゃんのお見舞いに行って、それから枕を買い、犬の散歩に行って、夕飯食べた。そんな、休日。
南の城の王に剣を預かり、再び英雄の町へ。前にいた老人がまた像を眺めている。 「そ、それは、剣ではないか……」 「ああ、そうだ、じいさん」 「おお、また、像が見違えるようになる」 ダノは英雄の像に剣を持たせた。 「あとは、盾だな」 「前にこっそりと入ったけど、西の王様は、知らんの一点張りだったわよね」 「ともかく、行ってみるか」
西の城は相変わらず兵士がうろうろしている。見つかるとすぐ追い出されるので静かに、見つからないよう王の間へと行く。 「ここがそうだよな」 「そうっと開けるわよ」 王の間の扉を、ゆっくり開けた。 「はっ、駄目……」 シルアが急に止めようとしたが、遅い。 その光景は、おぞましい。玉座から崩れ落ちた王は、どす黒くなり事切れている。 「これって……」 「長い間、毒を飲まされていたのね」 シルアは王を見て言った。 「やあ、いいところに来た」 「あんたは?」 「私はこの城の大臣を勤めてました。本日を持ってこの城の王となります。あなた方には王を殺した罪を着せます、いいですね」 大臣と名乗る男は、手を上げた。とたんにガイコツと侍が襲い掛かってくる。すぐにタジュトがデリンジャーで応戦する。シルアも魔法を使ったのですぐに片付いた。 「くっ、強い。ここはひとまず退散」 大臣は玉座裏の部屋に消える。追いかけて部屋に入ったが、そこには何もない部屋だった。 「どこにいったんだ?」 「待って……」 タジュトが、壁をこんこんと叩いて、その感触を確かめるように調べ始めた。 「ここね!」 タジュトが壁の一部を押すと、その部分がへこんだ。そして、隠し扉が開く。 「ひい、た、助けてくれ。ほんの出来心だったんだ。ほ、ほ欲しいものはなんだ? 金か、名誉か……」 「黙れ、出来心で殺された王はいい迷惑だ」 大臣を縛り上げ、盾のありかを聞いた。盾はすんなり手に入る。 「さーて、元大臣。あんたは王殺しの真犯人だ」 「な、何をするんだ?」 兵士をかき集めて、ダノは縛り上げた大臣を転がした。 「お前ら、よく、聞け。この大臣はお前らの王を殺した。煮るなり焼くなり好きにしろ」 「……」 兵士たちはあっけに取られていた。しいんと静まり返った。その間にダノたちは城を出て行った。その後、なんともいえない騒ぎが城中に響いた。
|