気まぐれ日記
DiaryINDEX|past|will
最終日大阪公演の行くもんねー。じゃるパックで安く行くもんねー。ふん、役人なんか、でぇいっきれーだ! (おわび・もうこの件で愚痴りません。お見苦しいものを見せました。それと、決して役人が悪いのではなく、最初から言わないうちの職場が悪いのです。あしからず)
北西の城に再び訪れた。まだ王様の恋煩いは治っていないらしく、従者があわただしくしている。 「おお、これはダノ様」 あの時の従者だった。ダノたちの姿を見て、忙しい顔を崩して喜んだ。 「お待ちしてました。早速王様の下へ」 「ああ、そのつもりだ」 従者は王の間にダノを案内する。 「王、これを娘さんから預かったぜ」 手紙を差し出した。王はいそいそとそれを開き、黙って読んだ。だんだん王の顔がほころぶ。 「いやったー!」 手紙を放り投げ、王は両手を上げた。 「おめでとう、王様」 「よかったですね」 と、タジュトとシルアは拍手を送る。 「君たちには世話になった。望みのものを与えよう」 「そんな、王様……」 「……鎧」 ダノがつぶやいた。 「お兄ちゃん?」 「鎧、あれのことか?」 ダノは、わけもわからずうなずいた。あのときの、占い師の言葉がよみがえったのだ。 「おい、例の鎧を出せ」 「しかし、王様……」 従者が渋るが、王は首を振った。 「あんなものより、私はすばらしいものを手に入れた。だから、よいのだ」 「はっ」 しばらくして、従者が持ってきたのは黄金の鎧だった。しかし、どう見ても飾りで着ることはできない。 「これ、英雄の像のものね」 シルアが鎧に手を当てて言う。 「そうだ。私の城と、他の城の王が争っているのは知っているね」 「ああ、そのせいで塔は閉ざされている」 「塔の町は怒りと悲しみの声で埋まっているって言われてもう、十年たつかな」 「この鎧を英雄の町の像につけるといい。私の父は塔へ入る権利が欲しくてこの鎧を持ち去ったんだ。しかし、他の王はそれを見逃さず、南の王は剣を東の王は盾を持ち去ったんだ」 「ふん、それで、塔は閉じちったのか?」 「英雄の像にはものを封じる力がある。それを解く鍵となるのが、鎧、剣、盾なのだ。あの像の中にクリスタルが封じてある」 「そして、それが塔の扉を開ける鍵なのね」 「そうだ」 「サンキュー、これで道が開けるわけだ」 「くれぐれも、南の王にだけは気をつけてくれ。かなり剣の使い手だそうだ」 「ありがと、王様。おしあわせにね」 「ああ、挙式には君たちも呼ぶよ」 「まだ、この世界にいたらな」 ダノたちは城を跡にした。向かうのは、英雄の町。前に寄ったことはあるが、よく見てはいない。そんな像があることも彼らは知らなかった。ただ、シルアは盗賊に捕まる前、そこに滞在していたことがあったらしく、少しは詳しい。
|