気まぐれ日記
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| 2004年03月16日(火) |
あわよくても、半分聞けるくらい |
19日lコンサートの日、監査のため出勤することに。最初、休んでもいいと言われたからチケット買ったのに。第一、なんで去年まで何もすることなかったのにでなけりゃならんわけさ。決して行けなくなったからではなく、そういうことを早く言わないことに腹を立ててます。いや、ホントに。
西の洞窟のようなところにそれはあった。盗賊のアジト。さんしょううおやらガイコツやらがうろうろしている。 「お兄ちゃん、さんしょううおって……」 「なんだ?」 「おいしそうだよね」 「はあ、そうだな……」 適当な奴をふんじばって、親分の元へ案内させた。 「モンスターのくせに盗賊団とはな」 「お兄ちゃん、差別は良くないよ」 「だけどよー」 「じゃないと、あの大目玉な娘さんだってモンスターなんだからさ」 「……そうだよな。ほれ、さっさと歩け」 捕まえたさんしょううはひたひたと歩く。案内された途中、牢屋を見つけた。中には白い肌の美女がいた。 「あれ、エスパーだよ、お兄ちゃん」 「なんだって、エスパー種族?」 よく見ると、長い耳をしていて、顔に青いラインが入っている。それが生まれつきの肌であり、エスパー能力を持つものの間では一般的である。 「ストップ、助けるぞ」 「や、やめてくれ、そんなことしたらおやびんに……」 「うるせー。タジュト、あれやってくれ」 「うん」 タジュトはヘアピンを鍵穴に差込み、ねじったりまげたりするこ。しばらくすると、かちりと子気味良い音がして牢が開いた。 「おーい、エスパーのお姉さん。助けに来たぜ」 「……」 エスパーの女は何も言わないが起き上がった。ふらふらしている。 「エスパーなら、ちょちょっいって出られなかったわけ?」 「……エスパーっていうのは人間が思うよりかなり不便なもなの。私の今の能力は、これくらいしかできない」 すっと手をダノの額に当てた。 「……そう、ここの親分を倒しに来たの。娘さんのために」 「読んだのか?」 「テレパシーね。お兄ちゃん、この人も連れて行こうよ」 「そうだな、ここにおいとくわけには行かないし」 「いいの? 足手まといになるかもしれないのに」 「大丈夫大丈夫、お兄ちゃんこうみえても強いんだから」 それをいうならお前だろタジュト、とおいうのを飲み込んでダノはさんしょううおの道案内を再開した。 「俺はダノ、こっちが妹のタジュト。あんたは?」 「シルアっていいます。あの、ありがとうございます。助けていただいて」 「いいってことよ。で、さ、あんたこの世界の出身じゃねえな」 「ええ、そう。でもなんで?」 「この世界には、エスパー種族はいない。みんな、塔から来るんだ」 「そう、ここには私の種族はいないのね」 「ねえねえ、エスパーってこう、強いんじゃないの?」 と、タジュト。 「私たちの力は、とても不安定なの。それまで使えなかった能力が突然使えたり、またはその反対で使えなくなったりってね」 「ふーん。大変なんだね」 「でも、本を使えるんだよな」 シリアがうなずいた。 「あ、知ってる。魔法の本。でも、結構値がはるんだよね」 「まあ、どっちにしろ、人間が使えるもんじゃねえ。使ったとしても、武器を扱ったほうが強い」 しゃべっているうちに、さんしょううおの足が止まった。 「ここで、ございます。お、お許しをうおー!」 縄を放すとさんしょううおは逃げていった。
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