気まぐれ日記
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とある漫画のタイトルを題名にしたら、ここ三日ばかりそのアクセスが続いてます。多分、その時にここのアドレスが表示されたのでカウントされている、と思うんですけどね。 うれしいことに、マイエンピツに登録してくれた方がいらっしゃいました。更に、ホームページに来てくれた方もいました。(すいません、チャチなHPで)ありがとうございます。
「で、そのセアレさんがなんでここに?」 と、ティママンがイヤミたっぷりで言う。 「説明に来ました。まず、この方ですが……」 セアレがブロードの額を平手でぱちんとたたいた。ブロードが目を覚ます。少しぼんやりとしたら勢いよく起き上がった。 「俺、死んでないのか?」 「何馬鹿なこと言ってんだよ。自分でスノムウェインを倒したくせに」 「バルク、ちょっと黙っておれ。お主、自滅しようとしたな?」 アニムはバルクを黙らせて、ブロードに向けて言った。 「……」 黙っている彼をにらんでティママンは言う。 「ああ? 自滅だあ? 出来るわけねえだろ。スノムのバカの魔力を吸ってお前は十分すぎるほど体力があるはずなんだ」 「ええ、それに妖精主の力添えもあったので。何故、死ぬつもりだったんですか?」 「もう、やることはやったからな。でも……」
「あーあ、自分でもどうして魔族であるあんたを助けのたか分からない。けど、自分も元は人間だったようだから……だからかもしれない」 夢の中で(もしかしてあの世なのかもしれないが)妖精主は言った。彼には記憶はないが、ブロードの弟である。 ブロードはぽかんと元は自分の弟である妖精主を眺めた。 「とにかく、あんたを助けてもなんの文句も飛んでこないところを見ると、いいってことだ」 それと、と続けて彼は言った。 「あんたが名づけたエーデルという、雪の妖魔。消えてはいないよ。また冬が来れば、きっとあんたの元に帰ってくる。そう簡単に消えないのが妖魔だよ」
「でも、もう少し楽しむことにするよ」 ブロードはベッドから降りた。身体はもうなんともない。 「そうですよ、案外楽しいもんですよ、魔族って。しかも、あなたは魔族でも最高級の魔族なんですよ。ただ、あなたはまだ人間の感覚が抜けていないんです。出せる力も出せない……力のコントロールができないのです」 セアレが楽しそうに言う。 「今度、死ぬ時は一人で死んでくれ」 と、バルク。 「ああ、そうする。助けられちゃかなわんからな」 「さて、話がまとまったところで、おなかすいてませんか? ルームサービスのお部屋でお食事はいかがですか? 今ならドリンク類、一杯無料です」 セアレがメニュー表を開いた。 「だから、なんでバイトしてんだ。お前は」 ティママンが呆れた声で言った。
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