気まぐれ日記
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高校以来、七年ぶりに。こんなにとしをと取ったのだなあと、実感。
ブロードはふらりと散歩に出ていた。 公園があるので、そこを眺め歩いてから、ベンチに座った。そこに一緒になって座っていた身なりが汚い男が尋ねてきた。 「あんた、人間かい?」 「なにに見える?」 「そうさな、人間に見える」 「だろうな。その通りだから」 「まだ、認めてないのか。まあよい。ここでは勤めて人間のふりをするといい」 「ちょっとまて、あんたは……」 「わしは、ただの浮浪人だ。それでも人間という理由でここに住める。お主もがんばれ」 「ここでは人間でいろと?」 「そういうことだ」
夜になってもルイとアニムは帰ってこない。バルクは心配していた。 「なんだよ、二人とも道に迷ったのか?」 「……」 バルクは何事もなく観光してきた。 「ああ、おっさん。ルイちゃんたち、捕まったかも」 「なに?」 「昼間、変な奴に勤めて人間のふりをしろって言われて……もしかして、 ここは人間のための街なんじゃないかってね」 「そういうことなら……大変じゃねえか!」 彼らは、部屋を飛び出して宿の主人に尋ねることにした。
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