気まぐれ日記
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ルイが冷たい。いえ、冷たいわけじゃありません。地が出てきているんです。
バルクは部屋でほうけていた。アニムが帰ってきてわれに返る。 「お主、何をやっておる」 「何も」 「まあ、時には休むのも必要か。そんなことはいい。アルマスの都へ行こう」 アルマスの都。サルディクルディの中心にある大陸最大の都。バルクが食堂で聞いた噂の都。 「なんでだ?」 「いろんな噂が飛び交っておる。小生にはどれが本当なのかわからん。だが、いってみる必要はある。例の魔力もあると見た」 「やっぱりな。やっぱりいかなきゃならないんだな」 「悪い噂も多いからのう。無理か?」 「いや、どうせいかなきゃなんえねと思った」 アニムはバルクを見た。彼にとって、おそらく一番頼りになる人間である。 「どうやら、面白いことになるかものう」 「そうだといいんだけどよ」 そんな話をしているとき、ルイとブロードが帰ってきた。 「ただ今、アニム。必要なもの買って来たよ」 「すまんな、ルイ。ご苦労」 だが、荷物の大半はブロードが持っている。それをアニムに渡した。 「ね、ね、ミヤコってとこに、すっごい石が振ってきたんだって」 「俺が聞いたのは、変な病気が流行っているだと、やべえじゃねえの?」 しかし、バルクはアニムと顔を見合わせて笑った。 「行くぜ、都に」 「何が起ころうとな」 ルイはブロード顔を見合わせ、よくわかんないと首を振った。
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