気まぐれ日記
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「ドラえもん」を……。まあ、いいや。自分の原点はドラえもんにありってくらい好きだし。でも、映画がつまらなくなったというのは、自分が大人になったからでしょうか?(決してそれだけじゃないと思うけど) そんでは、続きでしたね。すごいね、九月からはじめてるけど、まだ終わらないよ。すでに話の方向性が自分でもわからないよ。(泣笑)
戻って四日でブロードはその村を出た。二日間は寝込んでいたからだ。フェザには丁寧に礼を言った。 「ブロード、あなたは……」 出る間際にフェザは聞いた。結局少女には何も言ってはいない。 「ああ、そうさ。俺は……」 「神様だったのね」 「はあ?」 「ほら、よく困った老人とか助けたら幸せが訪れるっていう……。やっぱり、あなたそうだったのね」 フェザがあまりにもまじめに話すので、ブロードはちょっと苦笑いをする。アコラを見るとそっぽを向いていた。 魔王がある時言っていた。魔族も神族もあまりかわらない、と。 「ああ、そういうことだ。まあ、ちょっと俗世間にそまっちまってるが。それじゃ、元気でな」 ブロードは足早に歩いた。 「ブロードも元気でね」 フェザが見えなくなるまで手を振った。
村を離れしばらく歩いた後、急に太もも当たりに冷たさを感じた。氷を当てたような冷たさ。手袋をはいた手で小瓶を取り出す。手袋越しでも冷たい。瓶に霜が降りている。 「おい、雪女。なんのまねだよ」 瓶はなにも答えない。 「……わかった。今出してやる」 ブロードは瓶のふたを開けた。白い霧状のものがするーっと出てくる。そして、ブロードの前に雪女はすっと立っていた。 「?」 雪女が地面に正座し、指をそろえて頭を下げた……。 「はいい?」 「あなたに仕えせていただきたいのです、ブロード様」 ブロードは、一つ忘れていたことがあった。自分が妖精使いであることを。妖精使いはなろうと思ってなれるものではなく、妖精に気に入られることによってなれる。自分にその気がなくとも妖精に気に入られた以上、断るか何かしない限り妖精はついてくる。 ブロードには、たった一人だけ妖精がいた。その妖精は強制的にブロードに仕えていたが、今はいない。 ブロードはしばらく考えた。結局野放しにするよりは、と思いその妖魔を使うことにした。 「あんたの名は……んーと、エーデル」 「それは、どういう意味ですか?」 まだ、頭を下げている雪女にブロードは言った。 「楽にいいよ。こっちもやりにくいから」 「わかりました」 雪女は立ち上がって、じゃあ、坊や。よろしくね、と言う。 「で、エーデルってどうゆう意味」 「ああ、高い山に咲く白い花だよ」 「あら、素敵じゃない」 「お姉さん、次の村に入る時は姿消してね」 「わかってるわよ。まだまだ先だけど」 なれなれしすぎるのもどうかと思いつつ、まあいいか、と思うブロードだった。
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