気まぐれ日記
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2004年02月02日(月) ああ、語ってもうた

 「ドラえもん」を……。まあ、いいや。自分の原点はドラえもんにありってくらい好きだし。でも、映画がつまらなくなったというのは、自分が大人になったからでしょうか?(決してそれだけじゃないと思うけど)
 そんでは、続きでしたね。すごいね、九月からはじめてるけど、まだ終わらないよ。すでに話の方向性が自分でもわからないよ。(泣笑)

 戻って四日でブロードはその村を出た。二日間は寝込んでいたからだ。フェザには丁寧に礼を言った。
 「ブロード、あなたは……」
 出る間際にフェザは聞いた。結局少女には何も言ってはいない。
 「ああ、そうさ。俺は……」
 「神様だったのね」
 「はあ?」
 「ほら、よく困った老人とか助けたら幸せが訪れるっていう……。やっぱり、あなたそうだったのね」
 フェザがあまりにもまじめに話すので、ブロードはちょっと苦笑いをする。アコラを見るとそっぽを向いていた。
 魔王がある時言っていた。魔族も神族もあまりかわらない、と。
 「ああ、そういうことだ。まあ、ちょっと俗世間にそまっちまってるが。それじゃ、元気でな」
 ブロードは足早に歩いた。
 「ブロードも元気でね」
 フェザが見えなくなるまで手を振った。

 村を離れしばらく歩いた後、急に太もも当たりに冷たさを感じた。氷を当てたような冷たさ。手袋をはいた手で小瓶を取り出す。手袋越しでも冷たい。瓶に霜が降りている。
 「おい、雪女。なんのまねだよ」
 瓶はなにも答えない。
 「……わかった。今出してやる」
 ブロードは瓶のふたを開けた。白い霧状のものがするーっと出てくる。そして、ブロードの前に雪女はすっと立っていた。
 「?」
 雪女が地面に正座し、指をそろえて頭を下げた……。
 「はいい?」
 「あなたに仕えせていただきたいのです、ブロード様」
 ブロードは、一つ忘れていたことがあった。自分が妖精使いであることを。妖精使いはなろうと思ってなれるものではなく、妖精に気に入られることによってなれる。自分にその気がなくとも妖精に気に入られた以上、断るか何かしない限り妖精はついてくる。
 ブロードには、たった一人だけ妖精がいた。その妖精は強制的にブロードに仕えていたが、今はいない。
 ブロードはしばらく考えた。結局野放しにするよりは、と思いその妖魔を使うことにした。
 「あんたの名は……んーと、エーデル」
 「それは、どういう意味ですか?」
 まだ、頭を下げている雪女にブロードは言った。
 「楽にいいよ。こっちもやりにくいから」
 「わかりました」
 雪女は立ち上がって、じゃあ、坊や。よろしくね、と言う。
 「で、エーデルってどうゆう意味」
 「ああ、高い山に咲く白い花だよ」
 「あら、素敵じゃない」
 「お姉さん、次の村に入る時は姿消してね」
 「わかってるわよ。まだまだ先だけど」
 なれなれしすぎるのもどうかと思いつつ、まあいいか、と思うブロードだった。


草うららか |MAIL

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