気まぐれ日記
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2004年01月30日(金) ねずみ

 仕事場に出没しました。奴は、袋をとじる機械が入った箱を住処にしようと、発泡スチロールに丸い穴を開けてました。快適になったころ私に発見され、主任にそのまま投げれ(捨てるという意味)って言われ、ゴミ袋に入りました。せっかく暖かく外敵に襲われない住処を見つけたねずみですが、寒い外におんだされました。(ねずみは外に逃がしました)

 雪女が剣で彼をなぎ払った。刃があたったところからまた氷始める。
 「これならあなたにも効くでしょ? 魔族なのに人間に使われてるの?」
 「よく、わかったな」
 「噂に聞いていたけど、まさか、あなたがね」
 「噂になってんだ」
 「スノムウェインが広めてるわ」
 「ああ? あいつが?」
 思い出したら、腹が立った。しかし、彼は腹辺りが冷たく痛いことを感じた。
 「痛いはずよ。魔族に有効だから。さ、その魂もらっちゃうわ。魔族なんて食べたことないけど、食べてみる価値はありそうだし」
 雪女は手にした剣をブロードのわき腹に刺した。
 「うっ!」
 「さあ、どうしてくれようかしら。とっとと食べてしまおうかしら? それとも楽しみに取っておこうかしら?」
 「まだ、やられてないよ。お姉さん」
 傷口がふさがっていく。更に凍りついた体が解けていく。
 「やっぱり火が効くんだね」
 ブロードが何かを投げつけた。液体が雪女にかかる。
 「なに、これ?」
 「ああ、ちょっと酷かもしれないけど」
 雪女が燃え上がる。
 「いややああっ! 何っ、なんで火が?」
 「さっきのランプの油なんだよ。お姉さん、やりすぎだから少し眠ってって」
 ブロードはポケットから小瓶を取り出す。魔力を入れていたものだ。そのふたを開けると、雪女は吸い込まれるよう、中に入っていった。
 「悪いね、お姉さん」
 小瓶をポケットにしまい、ブロードは空を浮遊する魂を見た。
 「おい、魔王」
 しばらく、何もおきなかった。五分ほどして、魔王は現れた。
 「はい、なんですか?」
 「遅かったな」
 「早かったら、早すぎっていうくせに」
 「ああ、すまんすまん。この魂、なんとかしてやれ」
 「ああ、もったいない。肉体が残っていれば存命可能なのに……」
 「残っちゃいねえだな、これが」
 「ああ、まためんどうくさい手続きが……。雪女はどうします?」
 魔王は、嫌そうに聞いた。
 「そんな目で見んな。俺が持っておいてやる」
 ほっとしたように魔王は、じゃあお願いします、と言って消えていく。ついでに魂もなくなった。
 「さてと」
 ブロードは、ふと考えた。その結果、癪だがあの村に向かうことにした。


 


草うららか |MAIL

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