気まぐれ日記
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| 2004年01月28日(水) |
成金ブレスレット完成 |
休みだったから。それほど派手にならず、いいできばえでした。ひたすらスタオー3サウンドトラック聞きながら作りました。超個人的ですが、カルサアの町のテーマ曲が非常に好きです。どうゆうわけか、さびしげな曲が好きですね。ただ、アリアスの町になると暗すぎて駄目です。(笑)
店番して一時間ほどたったころだろうか。ブロードはいねむりをしていた。うつらうつら、と。ドアが開いた。ドアベルが、からんと鳴る。彼は目を覚ました。その客は、アコラだった。 「葬儀、終わったのか?」 と、声をかけた。が、アコラは首を振った。そして、木彫り細工用の小さなナイフを向けて怒鳴った。 「今すぐ出て行け! 早く!」 ナイフを持つ手が震えている。 「でないと……」 「……」 ブロードは無言でナイフをつまんで取り上げた。 「お前な、勇気の使い方間違ってるぜ。まずは、こんなことをする理由を聞かせてもらおうか?」 「葬儀中、聞いたんだ。姉ちゃんと村の大人たちが。あんたを差し出せって。それで雪女を沈めるって……」 他所者より、村の連中が大事。当たり前にして非人道的。よくある話だ。 「でも、姉ちゃんはそんなことできない人だ。でもあんたを逃がせば村からつまはじきにされる。俺が逃がしたことにすれば、俺がこの村から出ればいい」 「で、姉ちゃん一人にさせる? お前はどこかでのたれ死ぬ? ばっかだなあ」 「なんだと!」 「それで姉ちゃんが喜ぶと思うのか? こんなナイフで脅しかけるにしても姉ちゃんは望んでねえな?」 ブロードは取り上げたナイフの刃をしまってでアコラに返す。 「ちなみに俺にはこんなナイフ無駄だからな」 「じゃあ、どうするんだよ?」 「そうだなあ、ちょうど雪女に興味あるから行ってみるよ」 「えっ?」 「いいか、俺だったからよかったんだ。他の旅人は知らんからな。普通なら逃げ出しているかもしれない。俺が雪女とやらに話をつける」 「何言ってんだよ! 無茶だよ」 「それはどうかな? 行ってみりゃわかるだろ」 「あんた、何者だよ?」 「人間……」 元だけどね、と心の中で付け足す。アコラは、ばかにすんなとわめいた。
「そういうわけで、村長さんに案内してもらいたんだけど?」 ブロードが、雪女のもとに行くと聞いてフェザは、酷く驚いた。追いはぎにかなわなかったのに? と何度も念を押した。それでも彼が行くと言うと、少女は見せの売り物から分厚いコートとマフラー、手袋などを引っ張り出してきて、着るように言った。ブロードは礼を言って受け取る。 「どうゆう風の吹き回しかはしらんが、案内しよう。逃げ出さんようにな」 「へえ、そうやって疑うわけか? あ、そうそう悪いけどさ、フェザにこのコートとかの代金払ってくれねえ? 持ち合わせがないんでね」 「おぬしが無事についたら考えてやろう」 村の中年ら二人に案内され、彼らは雪女が住む洞窟近くについた。そして、洞窟の前でブロードがちゃんと入るのを確かめるまで村人はそこにいた。 「寒いのにご苦労なこった」 ブロードは暗い洞窟の中を進んでいった。中は一本道でまっすぐ歩くだけだったが、滑りやすく氷の塊が転がっているため足元は常にランプ照らしている。フェザに感謝した。コートの他に食料とランプ、カイロなどを持たせてくれたのだ。
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